イギリスに来てすぐにゲットしたのが、、、テイト美術館の会員権。
それは50歳の誕生日プレゼントとしてもらったのだが、会員ということで1年に1度会員費を払う事で、その1年は入場料無料。同行者も無料となり、会員専用のカフェも使える。常設展は基本的に無料としても、特別な展覧会は結構いいお値段、、、家族での移動となると、それはそれはまとまった出費となってしまうのだが、この会員権で出費を気にせずに、展覧会を楽しめる。
ただ、、、誤算だったのが、、、
バースとロンドンは、気合いをいれないと行けない距離であったということ。。。。
時間もかかるし、、値段もかかる、、、、
毎週、お金をかけてロンドンでふらふらすることを許される身分ならまだしも、、、、、、
うちは、、、、うっく、、、、そういうことは許されない、、、、。
2年目の会員権更新で、目標は、目指せ!1年に最低2回のテイト美術館巡りーーーーーーーー となっている。。。
そして次にゲットしたのが、、、、ナショナルトラストの会員権。
ナショナルトラストとは、歴史的建物や町並みを保護目的として設立されたボランティア団体。
こちらも会員となると、ナショナルトラストへは、駐車場が無料となり、自由に室内/お庭の見学ができる事になる。
イギリスの至ところにナショナルトラスト所有の土地や建物があり、歴史や自然に触れながら、お庭散策のあとお茶をする。。。。そんなイギリス人家族は多いはず。ピーターラビットの作者、ベアトリクスポッターは、彼女所有の湖水地方の土地をすべてナショナルトラストに寄付をしている。
ただ、、、ナショナルトラストに遊びに行くとなると、、、最低1時間のドライブとなる。。。。
まだまだその1時間が乗り越えられない、、、情けない運転手であるこのわたし、、、、
” 誰のために会員になったんだ!!!いい加減、運転に慣れろーーーー ”
逆切れのメタボ、、、、、
が結局、運転席で、娘が学校の間に一つ、ナショナルトラストを訪れることに。。。。
” Montacute House ”
だいたいの場合、大金持ちが、家を仕切れなくなり、賃貸にするも借り手も難しく、、、、ナショナルトラストに寄付することになった、、、、という経過。大きな家に、素敵な家具。大きな庭に素晴らしい花々!
こちら、ある年の暴風雨によって垣根が波を打つような形になってしまったら、その後もずっとそのままになってしまっとのこと、、、
その横には、、、バーバパパのような垣根がずっとつながっている。
建物には長いギャラリーがあり、ここに住んでいた人は、大昔、そのスペースで運動不足解消のため、運動をしていたとか。。。ロンドンの博物館より絵を借りているとのことで、壁には大きな絵が飾られていた。
ここで、ナショナルトラストの建物やそれらの絵の説明を受けている小学生グループと一緒になった。
女子は全員ベールをつけて髪を隠している。
男子は全員黒人。おじいさん先生と、サポートの女性が一人。
どこでもか、、、男子は落ち着きなく。。。。先生の話しが聞けないのが数名。。。。
サポートの先生に引っ張られて元の位置に戻る。
” みんなはこれが誰かわかるかな? ”
先生が質問した向こうには、、、この人が。。。
はい、はい、はい!
これにはほとんどの子どもが手を挙げた。
” ヘンリー8世 ! ”
” そうだね。 この絵を見て、、、ヘンリー8世が何を思っているかわかるかな? ”
はい、はい、はい!
” 男の子どもがほしいと思っています。 ”
” うーーーん、そこまで思っているかなあ?? この絵で、ヘンリー8世は、自分は強いんだぞーーーと示しているね。”
先生はそこで、ロープを取り出した。つなげてあったロープを広げて、、、
” ヘンリー8世のお腹まわりはこのロープぐらいあったんだよ。2メートル。さて、この輪の中に何人が入れるかな? ”
子どもたちはやんやとそのロープでできた輪のなかに入った。
” ヘンリー8世はこんなに大きな人だったから、トイレに行った時に自分でお尻が拭けなかったんだよ。お尻を拭くという仕事があったんだよ。 ”
ぎゃーーーー
子ども達はやんややんや。
” 絵のモデルの人たちの顔を見てごらん、、、、、何色かな? ”
” 白いーーーー ”
” どうして白い顔をしているのかわかるかなあ? ”
はい、はい、はいーーーーーー
いろいろ意見が飛び交うも、、、
” 昔は白い肌というのは、肉体労働をしていないということで、それは自分は裕福な階級であるということの証明になったんだよ。この顔を白くしているのは鉛白。この頃の人はそれを毒とは知らずに顔に塗っていたんだよ。こんな毒を塗った顔はぼろぼろになってしまったそうで、エリザベス1世などは、水痘の後が顔中に残っていたせいもあり、肌はとても汚かったようだ。 ”
へえ、、、、、、
おじいさん先生の説明はわかりやすいじゃないかあーーーーー
歴史の事実をわかり易く砕いてくれた。落ち着きのなかった男子も、先生の話しに集中ーーーーー
ヘンリー8世のウエストが2メートル、、、、、もうこれは忘れないだろう。。。。
こちらのお部屋、、、、
昔にはかなりモダンだったのではないだろうか?
お風呂がついたスイートルーム!
早く、早くと急ぎ足で庭をまわって、娘の帰宅に間に合うように家路についた。
メタボ帰国前に、あといくつのナショナルトラストを回れるだろうか???
それは50歳の誕生日プレゼントとしてもらったのだが、会員ということで1年に1度会員費を払う事で、その1年は入場料無料。同行者も無料となり、会員専用のカフェも使える。常設展は基本的に無料としても、特別な展覧会は結構いいお値段、、、家族での移動となると、それはそれはまとまった出費となってしまうのだが、この会員権で出費を気にせずに、展覧会を楽しめる。
ただ、、、誤算だったのが、、、
バースとロンドンは、気合いをいれないと行けない距離であったということ。。。。
時間もかかるし、、値段もかかる、、、、
毎週、お金をかけてロンドンでふらふらすることを許される身分ならまだしも、、、、、、
うちは、、、、うっく、、、、そういうことは許されない、、、、。
2年目の会員権更新で、目標は、目指せ!1年に最低2回のテイト美術館巡りーーーーーーーー となっている。。。
そして次にゲットしたのが、、、、ナショナルトラストの会員権。
ナショナルトラストとは、歴史的建物や町並みを保護目的として設立されたボランティア団体。
こちらも会員となると、ナショナルトラストへは、駐車場が無料となり、自由に室内/お庭の見学ができる事になる。
イギリスの至ところにナショナルトラスト所有の土地や建物があり、歴史や自然に触れながら、お庭散策のあとお茶をする。。。。そんなイギリス人家族は多いはず。ピーターラビットの作者、ベアトリクスポッターは、彼女所有の湖水地方の土地をすべてナショナルトラストに寄付をしている。
ただ、、、ナショナルトラストに遊びに行くとなると、、、最低1時間のドライブとなる。。。。
まだまだその1時間が乗り越えられない、、、情けない運転手であるこのわたし、、、、
” 誰のために会員になったんだ!!!いい加減、運転に慣れろーーーー ”
逆切れのメタボ、、、、、
が結局、運転席で、娘が学校の間に一つ、ナショナルトラストを訪れることに。。。。
” Montacute House ”
だいたいの場合、大金持ちが、家を仕切れなくなり、賃貸にするも借り手も難しく、、、、ナショナルトラストに寄付することになった、、、、という経過。大きな家に、素敵な家具。大きな庭に素晴らしい花々!
こちら、ある年の暴風雨によって垣根が波を打つような形になってしまったら、その後もずっとそのままになってしまっとのこと、、、
その横には、、、バーバパパのような垣根がずっとつながっている。
建物には長いギャラリーがあり、ここに住んでいた人は、大昔、そのスペースで運動不足解消のため、運動をしていたとか。。。ロンドンの博物館より絵を借りているとのことで、壁には大きな絵が飾られていた。
ここで、ナショナルトラストの建物やそれらの絵の説明を受けている小学生グループと一緒になった。
女子は全員ベールをつけて髪を隠している。
男子は全員黒人。おじいさん先生と、サポートの女性が一人。
どこでもか、、、男子は落ち着きなく。。。。先生の話しが聞けないのが数名。。。。
サポートの先生に引っ張られて元の位置に戻る。
” みんなはこれが誰かわかるかな? ”
先生が質問した向こうには、、、この人が。。。
はい、はい、はい!
これにはほとんどの子どもが手を挙げた。
” ヘンリー8世 ! ”
” そうだね。 この絵を見て、、、ヘンリー8世が何を思っているかわかるかな? ”
はい、はい、はい!
” 男の子どもがほしいと思っています。 ”
” うーーーん、そこまで思っているかなあ?? この絵で、ヘンリー8世は、自分は強いんだぞーーーと示しているね。”
先生はそこで、ロープを取り出した。つなげてあったロープを広げて、、、
” ヘンリー8世のお腹まわりはこのロープぐらいあったんだよ。2メートル。さて、この輪の中に何人が入れるかな? ”
子どもたちはやんやとそのロープでできた輪のなかに入った。
” ヘンリー8世はこんなに大きな人だったから、トイレに行った時に自分でお尻が拭けなかったんだよ。お尻を拭くという仕事があったんだよ。 ”
ぎゃーーーー
子ども達はやんややんや。
” 絵のモデルの人たちの顔を見てごらん、、、、、何色かな? ”
” 白いーーーー ”
” どうして白い顔をしているのかわかるかなあ? ”
はい、はい、はいーーーーーー
いろいろ意見が飛び交うも、、、
” 昔は白い肌というのは、肉体労働をしていないということで、それは自分は裕福な階級であるということの証明になったんだよ。この顔を白くしているのは鉛白。この頃の人はそれを毒とは知らずに顔に塗っていたんだよ。こんな毒を塗った顔はぼろぼろになってしまったそうで、エリザベス1世などは、水痘の後が顔中に残っていたせいもあり、肌はとても汚かったようだ。 ”
へえ、、、、、、
おじいさん先生の説明はわかりやすいじゃないかあーーーーー
歴史の事実をわかり易く砕いてくれた。落ち着きのなかった男子も、先生の話しに集中ーーーーー
ヘンリー8世のウエストが2メートル、、、、、もうこれは忘れないだろう。。。。
こちらのお部屋、、、、
昔にはかなりモダンだったのではないだろうか?
お風呂がついたスイートルーム!
早く、早くと急ぎ足で庭をまわって、娘の帰宅に間に合うように家路についた。
メタボ帰国前に、あといくつのナショナルトラストを回れるだろうか???