ジョージパニック

多分、、、、ジョージも私に対して、、、、ちょっと苦手、、、、だと思っているに違いない。。。。
この私がジョージに対して、どう接するのがいいのかわからなくているのだから、、、、、

そのため、、、、
ジョージと二人の時間は必要以上に緊張する。。。。
そしてその緊張感は、、、、
私をドツボに引っ張り込む。。。。。。









いきなり忙しさがピークに達したカフェ。。。。。
ガチャーン、、、、、
何かが落ちた音がカフェに響いた。


何かが落ちた？
割れた？


一瞬、そんなことを思った私、、、、、、
そんな私にジョージが


”　○○○○○○して！　”


”　え？　”


”　え？　ジョージが何を言ったんだかよくわからなかった、、、、、　え？　濡れたはずだからモップを持って拭いてこい？？　”




”　え？　やっぱり誰かがコーヒーカップを落としたの？？　”





日毎はカウンターの後ろ側で、料理を作るのに徹するジョージまでカウンターに出てお客さんを裁く。
ジョージに聞き直している余裕はない。
みんな忙しいのだ、、、、、



私は、カウンターより飛び出し。
掃除道具のあるドアを開け。
モップを持ち、、、、そうだ、、、テーブルがコーヒーであふれているかもしれない、、、、と気を利かせたつもりで、台拭きをとりにカウンターに戻り。
いざ！
コーヒーを落としたのはどちらのお客様ですか？？？？　キョロキョロとカフェの中をふらふら歩く。








ン？
コーヒーを落とした人などどこにもいない。。。。。
ランチタイムの稼ぎどき、、、、モップと台拭きを持ってふらふらしている私、、、、、え？どうしたの？視線がお客さんからバチバチと飛んで来た。



え？
違うの？？？？






え？
ジョージは一体、私に何と言ったの？？？？？？？？







え？








もう仕方ない、、、、
忙しそうにしているジョージにもう一度きくしかない。。。。。
さっきなんて言ったんですか？　と、、、、、
ヒーーーーー





”　ジョージ、ごめんなさい。さっき何と言ったの？　”





ジョージの顔は、、、、、呆れて目が飛び出そう、、、、、、










”　モカとフィルターコーヒーを入れてくれって頼んだんだけど？　”












え？
モップを持ち出した私は一体、、、、、、、