knock knock

押し出されてイギリス生活開始。外人の旦那と娘と戦いながら、、、独り言発していhます。。。BGMは!CNBLUE。

4日目 氷河特急でツエルマットへ

2010-04-16 10:03:47 | 旅行
イージージェットの1時間遅れから始まった旅行。。。どうなることかと思ったのだが、雪をかぶった山の姿を見ておいしい大麦スープを食べたら気持ちは一揆に、、、


” スイスに住んでもいいかもおおおおお!!! 住みたい!!住みたい!!! ”

までぶっとんでいた。(た、、、単純すぎる、、、、)





ちょっとあやしい個人経営B&Bでの1泊も平和に終わり、朝7時30分からの朝食。



昔、旅行したオーストリアでの朝食が思い出される。朝からボリュームたっぷり!!!
チーズもヨーグルトもシリアルまでもが、、、本物の味いいいいい!という感じ。
誰かがこんな朝食を用意してくれるのなら、あたしは毎朝、これで大丈夫!!!

あたし、朝、だめなんだ、、、、

などと言っている場合ではない。このあと、娘のためにとゆで卵もでてきた。



本日は朝9時の氷河特急にのりたいわたしたち。
何時のバスを捕まえればいいのか、中国人ママに聞くのだがツーリスト向けの返事は返ってこず。

” 何時のでも大丈夫よ! ”
” 何時のって言われても、、、9時前にはサンモリッツの駅に行きたいのだけど、、、”
” 10分おきぐらいにはバスは来るわよ。 ”
” だからああ、、、具体的に時間を教えてください。バス停まで歩くし、、、 ”

こんなやりとりのあと、やっと時刻表を見てくれた。

” 8時31分ので楽勝よ! ”

バス停までスーツケースを転がし、、、、おっと、数人、バスを待つ人がいる。
いいぞ!!時間には間に合っている!!!
バス停にて時刻表を改めて見てみると、、、そのバスは Samedan 行きとなっていた。が、単純にサンモリッツ駅を経由してそこへ行くのだなと勝手に理解したわたし。。。

バスも電車も時間とおり!気持ちいいいいい!!バスの乗客は会社に通う人ではなく、これからひとすべり!するスキーヤーでいっぱい。みんなすでにスキーブーツをはき、スキーを抱えての乗車である。スキーヤーの熱気に押されながらも、わたしたちは、とにかくううう、、、これで余裕で駅につき、念願の氷河特急に乗り込むのだわ!!!!と、気持ちはればれええええ





と、思いきや、、、、駅への途中で人が降りる。
異変を感じたメタボ、、、運転手にサンモリッツ駅に行くのか聞いてみると、、、、


”これは行かないよ。ここで降りて、3番のバスを待ってください ”


えええええええ?????
サンモリッツの駅を経由するんじゃないのおおおおお??
3番のバスだなんて、、、いつくるのおおおお??
9時の電車に乗りたいのに、、、時間はすでに8時40分。。。。。
とにかくスーツケースをひきずり一旦バスから降りたわたしたち。。。


” 時間通りに出発する国だぞ、、、9時の電車に乗れなかったら、大金はらってゲットした氷河特急のチケットがすべてパアだ、、、 ”


メタボの顔色が、、、、どんどんかわる。


一体、3番のバスはいつ来るのだ、、、
ここから駅はそんなに遠くはなかった。歩きはじめるか???
でもこのスーツケース、、、、


メタボ、さっそく通行人のおばさんを捕まえる。
品のいいおばさん、、、

” ドイツ語?英語? ”
” 英語でお願いします。駅は遠いですか?9時の電車に乗りたいのだけど、、、3番のバスと言われたけど、いつ来るのかわからないし、、、駅まで歩けますか???タクシーはありますか? ”
” 9時!!! 微妙ねえ。。。。歩くと10分強かしら、、、でも、子どももいてスーツケースがあるんでしょ、、、、きついかも、、、、タクシーはここを降りたところ左にまがるとあるとは思うけど、、、、なんともいえないわ。。。。 ”

バスの姿は見えず、、、、メタボ、おばさんが教えてくれたタクシー乗り場を目指しだした。娘はすばやい。問題はあたし、、、、歩くのが遅い。。。。もう3人、スーツケースひきずりながら小走り。。。。。。坂を下ることにした。。。。必死で下る、下る、下る、、、、






そこに、、、きたあああああああ、、、、、
坂を下りだしたら、3番のバスが来た!!!





坂を上りなおせ!!!!



ひいいいいいいいいいいいい



メタボの早いこと、、、、特大サムソナイトとともに走る、走る!!
サンモリッツ駅に行く3番のバスをなんとか捕まえてくれた。

娘もあたしも血相かえて走った、、、、9時の電車に乗らなければああああああああ



あれ?はあーはあー言いながらバスに乗り込むと、先ほどのバス停でいっしょに待っていたお嬢さんが二人。あわてふためいてバスに乗り込んだわたしたちを見て笑っている。彼女たちは先ほどのバスがサンモリッツ駅には行かないことを知っていたのだ。。。。 がっくし。


” あの中国人のママ、、、やっぱりカジュアルすぎると思ったんだ。。。。 ”

メタボ、半切れ。



これが、やっとの思いで乗り込んだ氷河特急。。。。これから7時間ちょっとの電車の旅が始まる。ふう。。。間に合ってよがったよおおおお




大きな窓に、きれいなトイレ、コートラックなんかも別にあり、、、、、
イヤホンが用意され、数ヶ国語での解説つき。日本語もあり。ありがたや。箱席に3人ですわる。ほっと一息。








いい感じで、雪山、村、教会、ちょっと緑が見え隠れ。



メタボ、見るもの見るもの写真に撮ろうと試みていた。今思えば、とにかく何でも写真に撮っておくのは正しい行動だったのだろう。今思うと、もっと写真を撮っておいてもよかったと後悔。。。しかしい、、、あたしは途中であることに気がついた。。。






すべては電車の中からの撮影である。
電車の中が反射して、人の頭やら電車のシートが写りこんでいるじゃんかああああああ
これはどうやって処理をすればいいのおおお??
カメラやのお兄さんに聞いておけばよかったよ、、、とほほおおおお
はげ親父の頭が写り込んでしまっている写真など、、、、もう、笑うしかない。

それでも、心の目はすべてを覚えているはず。。。。はず、、、、はず????


そして箱席に3人ですわっていたわたしたちに、あたらしいメンバー登場。トビー・マクワイアに似た男の子一人。

” ホリデーなの? ”

と向こうから話しかけてきた。彼はベルン出身で、新しい仕事が始まる前に休日を使って、乗ってみたかった氷河特急に乗ってみたとのこと。昼前に乗り込み、電車の中でお昼を食べて、電車から見える雪山を楽しみ、途中下車して家に戻り今夜は友人と出かけるとのこと。

そうか、、、スイスに住んでいるということは、、、、ちょっとでかけてきます!といっては、マッターホルンを拝めるということ。これって、、、、どうよ????


電車はこのままどんどん雪山に入り込み、、、、




険しい峡谷をすりぬけ、到着したのが、、、、ツエルマット。

サンモリッツとは違って、目の前をスキーを担いだ人がわんさか通る。
圧倒的にスキーヤーが目立つ。
みんなヘルメット、かぶっている。
日に焼けて、楽しそうで、興奮していて、、、、、なんだかみんなとても健康的。
酒でぶ?なんていない!!!
若い人だけではなく、年寄りスキーヤーもいっぱい。みんなスキーを担いでいる。
年寄りもみんながっしり体型で、とにかくなんだか楽しそう!!!


メタボ、、、唖然。。。。。

” み、、、、みんななぜあんなに健康的なんだ。。。。。 ”






南向きバルコニー付き。晴れていたら目の前はマッターホルン。という部屋。
うーーーん、、天気は曇り。あたりは真っ白。。。

これまたbooking.comにて予約。周辺では一番安い部屋であったが、、、、

” ホテルサイトから直接、予約してもらえればもっと大きな部屋が用意できたのに。。。 ”

また、一言いただく。
今回はこのダブルベッドのすぐ横に、エキストラベッドとしてマットレスを置くことに。
すぐ横がトイレ。。。今回のエキストラベッド番はあたしであった。
荷物をおいて、とにかくツエルマットの様子を歩いて見ようということででかける。


スキー靴のまま歩きまわる人多し。
そのままビール飲む人多し。


思い出された事実。メタボ、、、数年前に友人とここでスキーをしているということ!!
そのときはお安めということでイタリア側に宿泊し、リフトであがりスイス側にすべっておりたとのこと。そしてスキーをかかえツエルマットの町を歩いて別の登山電車に乗り込み、別のゲレンデに移動し、スイスでもスキーを強行にしてまたツエルマットの町を歩いてイタリア側を目指してリフトに乗り込み、イタリア側の宿泊地を目指したとのこと。


恐るべしメタボの体力。
普通、数日の滞在で楽しむスキーを1日でやり遂げたらしい。


スキー好きなメタボ、、、、うずうずうずうずうず。。。

歩きまわったツエルマットはメタボが覚えている数年前とはかなり変わったらしい。
新しいデザイナーマンションみたいなシャレーがいっぱい立ち並び、マッターホルン側へとあがるリフトの乗り場も移動し新しくなり、その周りの開発が急速に行われているようであった。シャレーに灯りがともるとまあ、ロマンチックなこと。。。。仲間とわいわい、その日のスキーをビール片手に語るのは、、、、いいんじゃない。。。。


” ここにいてスキーをしないだなんて、、、、、 ”


呪文のようにメタボからこのセリフが繰り返された。。。。また、次回だね。。。。



明日はルツエンを目指して、またまた電車に。。。






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