ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

満月の夜に。

2010年08月25日 22時37分47秒 | Weblog
 息子が「お父さん、窓の向こうがちかっちかっと光っている」というので、窓に寄ってみると、入道雲の中の稲妻です。
 月夜に稲妻だなんて不思議な感じもしますが、入道雲は東から西に流されています。



 さて、小沢一郎氏が「日本人が劣化している」などといった発言をしたというニュースが伝わってきました。
 最近の様々な動きを見ていて、私、同感です。

 その原因、私はあまりにもアメリカナイズされてしまった社会に原因があると思っています。
 私が小学生の頃に読んだ本に、当時人気番組だった「クイズダービー」に出演していたある教授が解説を書いていました。
 アメリカが風邪をひけば日本も風邪をひくと。

 その当時は、そうなのかぐらいの認識だったんですが、風邪どころか、不摂生な生活スタイル自体も真似ているのではないかと思います。
 
 私たちの身近な生活のシステムはいつの間にか、「年次改革要望書」などアメリカの要求(指示)によって、どんどん切り刻まれています。

 民主党政権になって唐突に出てきた「政治と金」の問題はアメリカによって仕組まれたものだという話すらあります(民主党ののど元に匕首をつきつけたようなものですね)。


 こんな「罠」に日本人はまんまとはまってしまったではないでしょうか。
 
 「2極化」「勝ち組・負け組」と言われますが、これは言葉を付け足さないといけないと思います。アメリカに従順な「勝ち組」になれる者、アメリカに従順になれない「負け組」になる者。経済的にふるいをかけた上で、さらに中産階級に対してこういう揺さぶりがかけられているのだと思います。


 そんな中で、政治家は「保身」「人のあら探し」「足の引っ張り合い」に国民をまきこんでいます。自民党の議員たちは民主党の議員や支持団体との関係の「弱み探し」に全力を挙げることが政治活動だと思っています。民主党の議員たちは自分の保身で精一杯です。その他の小規模政党は自分たちの「生き残り」だけが目的です。
 国民の生活をどうするのか、この国の抱えた世界一の大借金をどうするのか、具体的に提案をしている議員はいるのかなと思います。

 政治家のモラルは国民のモラルに比例すると言った方がいました。名言だと思います。
 政治家が足の引っ張り合いなどをしているうちは、絶対に私たち国民に幸せはもたらされないことは必至です。

 本当に「ケンカ」をする相手は誰なのか。
 20年後(一つの目安として)、そんなスパンで、日本人を誰ひとり泣かすことなく、政治・経済の改革を進めてほしいのです。

 そんな願いを、満月の今夜、してみました。

 
 

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