ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

「防衛線」の下げ方

2020年03月14日 21時48分09秒 | Weblog
 昨日が佐賀県、今日が長崎県と感染情報が出されました。
 九州で残ったのは鹿児島県のみとなりましたが、それは決して誇れる話ではありません。

 安倍総理の「全国一斉臨時休業」発言の評価は様々ですが、私は失策だと思っています。
 中国国内の状況がいかにひどくても、一気に「防衛線」を後退させてしまったからです。
 古来、「防衛戦」を一気に下げるということは、自陣営を混乱させこそはすれ、反転攻勢は不可能にする措置「逃げ」だからです。

 新型インフルエンザがパンデミックとなった2009年、鹿児島県教委は通常の学級・学年・学校閉鎖の段階を厳格に設定しました。
 確か「学級で2人感染者が出たら学級閉鎖」「同じ学年で複数の学級閉鎖があれば学年閉鎖」と順次「クラスター」を閉じていく措置をとりました。
 私はこれでいいと思うのです。
 「防衛線」は一気に下げてはいけないのです。

 これであれば、全国を不安に陥れている経済の問題も影響がまだ小さくて済むはずでした。
 この徐々に「防衛線」を下げていくことで、経済への影響も小さく、子どもの居場所問題も混乱を招かずに済んだはずなのです。
 
 

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