ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

「しかるべき対抗措置」とは?!

2024年07月12日 23時23分38秒 | Weblog
 NATO好きの岸田くんです。
 1年前、東京にNATOの事務所を設置させようとしましたし、NATO首脳会議にも招待されました。
 国会の顔は悪代官そのもの・肩に積もった「白雪」は不潔そのものですが、この人、外国に行くと別人のような明るい表情です。
 「核のない世界を」とヒロシマを売り物にしただけで、「核の抑止が大事」と核の存在を肯定する。
 バイデンの言いなりなので、「自分の言葉で返せない」→「重要事は内閣決議で決める」→「既成事実を作って次のステップへ」→「お金を湯水のように世界に撒き散らす」
 米国との関係を大事にするのはいいんだけど、「いいなり」はだめです。
 「いいなり」だから、日本国の利害を考慮する力がありません。
 国内はもとより中東等、世界各国で恥さらしな判断と言動が続きます。
 それは「誰のためにやっていますか?」 ・・・日本国民のため? バイデンくんのため?

 さて、7/19から北海道で航空自衛隊とドイツ・スペイン空軍が共同訓練を始めます。
 なぜ、このタイミングで北海道?
 対中国で九州に防衛の重点がシフトしていたのではなかったのでしょうか。
 北海道は地理的にロシアに近いですが、ウクライナ戦争でもって日本は経済制裁に便乗していますが、その見返りとして、天然ガス等の日本への輸出も止められています。
 このために日本は、エネルギー基本政策を脱原発から原発の長寿命化・利活用に大きな方針転換をしました。
 でも、それだけです。
 日本とロシア間で戦闘行為が起こっているわけではありません。

 ロシア外務省は激怒のコメントを発表しています。
 「しかるべき対抗措置をとる」とは何か?
 私、妄想してしまいしまた。
 ①国連憲章第107条「敵国条項」にもとづき、「世界の敵・日本とドイツがロシアに対して軍事的挑発を行った」として、自衛隊基地等の北海道の「重要拠点」に対するミサイル攻撃が「挑発に対する報復」あるいは「挑発を諫める行為」として行われる。 ・・・日本国民の「感情」がロシアの行為に説得性をもたせるような場所をねらうはず。
 ②戦闘機等が訓練飛行する空域がロシアの領空を侵す、あるいは、侵しかけた時に、スクランブル出動したロシア軍機あるいは地上基地からのミサイル等の攻撃によって撃墜された場合に、日本側は攻撃する意思はなかったのに攻撃を受けたので反撃した(専守防衛)の建前をつくって、開戦あるいはロシアを追い込もうとしている。
 
 他の要素もいろいろ想像できると思います。
 ①これまでの北方領土交渉でロシア外相はずつと言い続けてきたことです。基本的にその「腹がある」と思っておく必要があります。既成事実はつくられています。
 ②まず「相手に頬を叩かせようにした上で、反撃をする」アメリカの常套手段です。この点、アメリカはプロフェッショナルです。

 ロシアは、さまざまなパターンを想定しているでしょうから、私が考えた2つは想定内だと思います。これはアメリカもまたしかりです。 
 それを踏まえた上で「しかるべき対抗措置」です。
 第二次世界大戦戦勝国のロシアだからこそできる「選択肢」のどれが発動されるのでしょうか。

 また、このことは護衛艦「すずつき」の中国領海侵犯についても汎用できます。
 中国外務省も激怒しています。
 この事案に対して日本側がどういう理由を準備するのか分かりません。
 ただ、私たちは、それぞれの軍艦が外国の領海を通過する際にはお互いの約束があることを踏まえなければなりません。
 屋久島沖の中国軍艦通過に対して、「中国はいいのかよ」という方がいることと思います。
 実は、日本と中国でとりあつかいが異なります。
 この約束で言えば「中国セーフ」で「日本アウト」です。
 しかも、「すずつき」が通過した海域では中国軍が実弾演習訓練をしているわけです。中国は世界にむけてこのことは事前に発信しています。
 「訓練」の実施自体がどうなのよ!という方もいると思います。
 ただ、そこを無視してというわけにはいかないと思います。同じことを自分たちがされたらと考えましょう。

 北海道と中国近海の事例をとりあげましたが、
 相手国が違反に対して誠意を示さなければ、「だめなことはだめやろ。なめとんか、こら」と啖呵を切るのはOKです。
 
 書いていて疲れてきました。
 ここで投稿させていただきます。
 ご意見ください。待っています。
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