今日、京都市で開催された第61回全国高校駅伝大会で、鹿児島県代表の鹿児島実業高校が男子の部で初優勝しました。女子の部でも神村学園高校が昨年に続く4位入賞を果たしました。男女ともに大活躍の鹿児島県勢でしたが、とりわけ鹿実の優勝には感慨深いものがあります。
私が高校時代、鹿実は駅伝の名門校でした。鹿実は全国でも上位の常連校で、県内では十数連覇していました。ですから、私にとって鹿実は雲の上のような存在でした。
私が高校3年の時、鹿実は鹿児島商工高校(現 樟南高校)に敗れてしまいました。その後、樟南高校の時代がやってきましたが、そこからの再起です。何度か全国で上位に食い込むことはありましたが、優勝には程遠い布陣でした。
それが今年は市田兄弟どころか吉村・有村・高田と5000m14分前後で走る選手、国際舞台を経験した選手とそろえ、残ったのは短距離区間の3㎞が2区間だけ。
海外からの留学生の力でというチームが上位の常連になる時代に、人口180万人弱の鹿児島県のチームが留学生の力に頼らずに、全員が県内中学校の出身というメンバーで優勝できたということ自体が奇跡と言っても過言ではありません。
地元メディアも「今年こそは」という論調でしたし、今日午前中に鬼火焚きの準備に集まった70代も「早く帰ってTVを見る」と張り切っていました。
私も足の故障がまだ癒えませんが、彼らの勝利を信じてあきらめない走りに触発されそうです。
ありがとう、鹿実のみなさん。
私が高校時代、鹿実は駅伝の名門校でした。鹿実は全国でも上位の常連校で、県内では十数連覇していました。ですから、私にとって鹿実は雲の上のような存在でした。
私が高校3年の時、鹿実は鹿児島商工高校(現 樟南高校)に敗れてしまいました。その後、樟南高校の時代がやってきましたが、そこからの再起です。何度か全国で上位に食い込むことはありましたが、優勝には程遠い布陣でした。
それが今年は市田兄弟どころか吉村・有村・高田と5000m14分前後で走る選手、国際舞台を経験した選手とそろえ、残ったのは短距離区間の3㎞が2区間だけ。
海外からの留学生の力でというチームが上位の常連になる時代に、人口180万人弱の鹿児島県のチームが留学生の力に頼らずに、全員が県内中学校の出身というメンバーで優勝できたということ自体が奇跡と言っても過言ではありません。
地元メディアも「今年こそは」という論調でしたし、今日午前中に鬼火焚きの準備に集まった70代も「早く帰ってTVを見る」と張り切っていました。
私も足の故障がまだ癒えませんが、彼らの勝利を信じてあきらめない走りに触発されそうです。
ありがとう、鹿実のみなさん。
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