元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
セリ・2~若い果実
南大沢八幡神社付近の松木日向緑地に生えている「セリ(芹)」。セリ科セリ属の多年草で“春の七草”として馴染み深い。しかし花は夏に咲きその後は果実ができるが、この頃になると他の雑草の中に埋もれて忘れられていることが多い。このブログでも花までは観察していたが果実は見たことが無かったので、藪をかき分けてセリの株を探した。果実の長さは2~3ミリで2分果(双懸果)になる。
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ウイキョウ・1~松木公園
松木公園付近のアスファルト道路の透き間から毎年顔を出す「ウイキョウ(茴香)」。セリ科ウイキョウ属の多年草で、別名は「フェンネル(Fennel)」。おそらく近所の庭から逃げ出してここに根付いたものと思われる。背丈は70~80センチだが、大きく育つと2メートルにもなる。果実は生薬の“茴香”で健胃の薬効がある。私が時々飲み過ぎでお世話になる“太田胃散”の成分を見ると、ケイヒ、ウイキョウ、ニクズク、チョウジ、チンピ、ゲンチアナ、ニガキと表示されている。
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