マツカゼソウ・1～高尾山

　高尾山“6号路”で見られる「マツカゼソウ（松風草）」。ミカン科マツカゼソウ属の多年草で、草丈は40～60センチになり、白い花を涼しげに付ける。花弁は4枚で花弁の長さは4ミリほど。写真の上方に見えるように果実は4分果になる。

ヤブラン・2～果実

　キジカクシ科（←ユリ科）ヤブラン属の「ヤブラン（藪蘭）」。果実は蒴果だが、その果皮は薄く果実が出来始めるとすぐに剥がれ落ちてしまう。つまり緑色の若い状態や黒熟したものはすべて種子であり果実ではない。同じようにジャノヒゲ属のジャノヒゲやノシランなども果皮がすぐに落ちてしまう。