元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
ムカゴイラクサ・4~雌花序
蓮生寺公園“さえずり橋”の下で咲き始めた「ムカゴイラクサ(珠芽蕁麻・珠芽刺草)」。イラクサ科ムカゴイラクサ属の多年草で、写真は茎の上部に付く雌花序。雄花序やムカゴは茎の下部に付く。イラクサの仲間には葉や茎などに細かい刺毛があり、それに含まれるアセチルコリンやヒスタミンによって、触ると痛みが長く残り、酷い場合は蕁麻疹(じんましん)のように腫れ上がる。私は植物観察を始めた頃に、それと知らず花に触り、指先の痛みが数日間続いた。和名を見ておわかりの通り、蕁麻疹の病名はイラクサの名に由来する。
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オオヤマハコベ・1~高尾山6号路
ナデシコ科ハコベ属の「オオヤマハコベ(大山繁縷)」。山地の湿った場所に生育し、草丈はハコベより大きく50~80センチになることから名付けられている。しかし花径はわずか7~8ミリでハコベとほとんど変わらない。花弁は5枚で先端は深く切れ込み萼片よりも短い。これは高尾山“6号路”のもの。
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