元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
ハエドクソウ
ハエドクソウ科ハエドクソウ属の「ハエドクソウ(蠅毒草)」。全草に有毒成分があり、この根や葉の煮汁から“ハエ取り紙”を作ったことから名付けられている。昭和の頃は、ハエ取り紙が、魚屋さんの店先に、お金を入れる籠とともにぶら下がっていた。今でも売られているようだ。さてハエドクソウの花は上唇の先が2裂しており、その両側が肩のように広くなっているが、同じ仲間のナガバハエドクソウは、肩の部分が無く両側がストンと落ちている。
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ナガバハエドクソウ
長沼公園“野猿の道”でひっそりと咲いている「ナガバハエドクソウ(長葉蠅毒草)」。ハエドクソウ科ハエドクソウ属の多年草で、ハエドクソウよりも葉が細長いことで名付けられている。2つの葉を並べてみれば違いがわかるが、単体だけでは区別しにくい。ナガバハエドクソウの花の上唇は2裂しているが、その両サイドは直線的になっている。
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