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ミソハギ

 東京や私の実家がある横浜では“お盆”は7月15日前後(新盆)に行われるが、その他多くの地域では、8月15日前後(旧盆)に行われる。企業の夏休みも旧盆に合わせるのがほとんどで、お陰で今週は朝の通勤電車はガラガラ。いつもより遅く家を出てもゆっくり座ることができる。
 写真は京王堀之内駅付近の“せせらぎ緑道”で見られる「ミソハギ(禊萩)」。ミソハギ科ミソハギ属の多年草で、花色がハギの花に似ていて、祭事の際に水で清める(=禊ぐ(みそぐ))ために使われたことから名付けられた。お盆の頃に咲くためお供えにも使われ「ボンバナ(盆花)」や「ショウリョウバナ(精霊花)」の別名もある。
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サルスベリ

 大田川沿いの遊歩道に植栽されている「サルスベリ(百日紅・猿滑)」。ミソハギ科サルスベリ属の落葉高木で、ひとつの花は2~3日で落ちていくが、次から次に開花するので、夏の間、長く楽しむことができる。サルスベリの花弁は6枚で中央に多数の雄蕊が密集し、そのうち6本だけ長い。短い雄蕊の花粉は昆虫を誘引する役割のもので、それには染色体が含まれておらず受精能力は無いようだ。
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