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散歩道・32~イラガ繭

 長池公園“梅林”で見つけた「イラガ(刺蛾)」の繭。長さは15ミリほどの卵型で表面には特徴的な茶色い線がある。繭の上部には刃物で切ったような直径6ミリほどの脱出孔が開いているが、この円形の部分だけが薄く作られており、内側から押すと蓋が開くようになっている。イラガはイラガ科イラガ属の昆虫の総称で、幼虫には多くの棘があり、それに触れると激しい痛みが1時間ほど続く。その痛みは電気で痺れるようにも感じるので「デンキムシ(電気虫)」の別名もある。怖いもの見たさだが、次はその幼虫を見てみたい。
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ヤドリギ

 小山内裏公園“戦車道路”沿いのケヤキに寄生している「ヤドリギ(宿り木)」。ビャクダン科(←マツグミ科)ヤドリギ属の半寄生常緑低木で雌雄異株。望遠レンズで覗いてみると黄色い果実が確認できるのでこれは雌株。この果実にはキレンジャク(黄連雀)やヒレンジャク(緋連雀)が集まることが知られているが、残念ながら私はまだ遭遇したことが無い。ヤドリギには黄色い実赤い実の2種類あるが、これはどうやら「キミノヤドリギ(黄実の宿り木)」のようだ。
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