元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
キハダ
ミカン科キハダ属の「キハダ(黄膚)」。その葉痕は大きな鼻ににっこり笑った大きな口がある。キハダは黄檗色(きはだいろ)と呼ばれる黄色い染料として利用され、またその樹皮から生薬の“黄檗(おうばく)”が作られ、健胃整腸剤としても利用されている。中国ではこの生薬を服用すると地上の仙人、すなわち“地仙”になると言われている。また中国の萬福寺がある山にこの木が多く生えていたことから、京都宇治の黄檗山萬福寺にもキハダが植えられている。高校の修学旅行で一度訪れたことがあるが、その時に食べた普茶料理(精進料理)を今でも覚えている。
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アメリカハナノキ・3~下柚木地区
下柚木の集合住宅の中庭に植栽されている「アメリカハナノキ(亜米利加花の木)」。ムクロジ科(←カエデ科)カエデ属の落葉高木で雌雄異株。在来種のハナノキと比べると花序はかなり大きく、この色合いから「ベニカエデ(紅楓)」とも呼ばれる。
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