毎年、蓮生寺公園で開花を楽しみにしている「ヤマルリソウ(山瑠璃草)」。しかし昨年秋、水辺付近に公園管理者の重機が入り地面がずいぶん荒らされてしまった。そこは春にはヤマルリソウやアメリカスミレサイシン、夏にはヤブミョウガ、秋にはセキヤノアキチョウジが咲くが、特にセキヤノアキチョウジのあたりには土砂が厚く敷かれてしまった。これではもう花は無理だろう。しかし重機の轍から少し外れたところでこのヤマルリソウを発見。何とか生き延びていてくれた。ヤマルリソウはムラサキ科ルリソウ属の多年草。
南大沢みどりやま公園の林縁に生えている「コバノガマズミ(小葉鎌酸実・小葉莢迷)」。暖かくなりその冬芽が膨れてきたが、何やら赤いメガネを掛けたライダーのように見える。コバノガマズミはガマズミ科(←レンプクソウ科←スイカズラ科)ガマズミ属の落葉低木で、ガマズミより早く4~5月に開花する。