goo

クサボケ・1~下柚木地区

 東京薬科大学から由木中央小学校に抜ける下柚木の農道を走っていて見つけた「クサボケ(草木瓜)」。バラ科ボケ属の落葉小低木で、これもまた背丈が大きくならないため“草”の名前が付けられている。公園や庭で見られる普通のボケは中国原産で平安時代に渡来したが、クサボケは日本固有種。
コメント ( 12 ) | Trackback ( 0 )

クサイチゴ

 松木日向緑地の林縁で見られる「クサイチゴ(草苺)」。バラ科キイチゴ(木苺)属の落葉小低木で、背丈は20~50センチと低く草本に見えるために名付けられている。花径は4センチほどで花後に直径1センチの赤い果実が出来る。

『「いちご白書」をもう一度』
作詞・作曲:荒井由実 歌:バンバン 昭和50年
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )

アンズ

 南大沢みどりやま公園の林縁に咲く「アンズ(杏)」。バラ科アンズ属(←サクラ属)の落葉高木で同属のウメに良く似るが、開花すると萼片が反り返るので見分け易い。アンズの種子の中にある仁(さね)を“杏仁(きょうにん)”と呼び、古くから薬膳料理として使われている。中華料理のデザートに出てくる“杏仁豆腐”は“あんにん”と発音される。
コメント ( 14 ) | Trackback ( 0 )

ベニスモモ・1~蓮生寺公園

 蓮生寺公園“お祭り広場”の奥に聳えている「ベニスモモ(紅李)」。バラ科スモモ属(←サクラ属)の落葉高木で、赤紫色の葉の展開とともに5弁花を咲かせる。この樹は数年前に病気に罹ったためか、地上1メートルのところでバッサリ切られたが、その後、見事に復活して今では高さ7~8メートルに成長し、隣にあるコブシの高木に追いつこうと頑張っている。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

ヤマルリソウ・2~開花

 毎年、蓮生寺公園で開花を楽しみにしている「ヤマルリソウ(山瑠璃草)」。しかし昨年秋、水辺付近に公園管理者の重機が入り地面がずいぶん荒らされてしまった。そこは春にはヤマルリソウやアメリカスミレサイシン、夏にはヤブミョウガ、秋にはセキヤノアキチョウジが咲くが、特にセキヤノアキチョウジのあたりには土砂が厚く敷かれてしまった。これではもう花は無理だろう。しかし重機の轍から少し外れたところでこのヤマルリソウを発見。何とか生き延びていてくれた。ヤマルリソウはムラサキ科ルリソウ属の多年草。
コメント ( 22 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ 次ページ »