読書録「世界極悪人大全」3
著者 桐生操
出版 文藝春秋
p210より引用
“ ジョルジュ・サルマナザールは、行った
こともない国の旅行記を詳細に著し、その国
の文字まで創り出し、さらには現地の風俗を
描いた「架空の国見聞録」を出版して、一躍
悪名をはせた男である。”
目次より抜粋引用
“世界を震撼させた独裁者・暴君たち 近・
現代編
世界を震撼させた独裁者・暴君たち 古代
~近世編
世間を騒がせたペテン師たち
残虐人間たち”
歴史の隠れたエピソードを紹介する著作を
多数持つ著者による、歴史に名を残す悪人た
ちについて記した一冊。
国を動かす政治家から個人の快楽を追い求
めた犯罪者まで、時代背景や彼らの生い立ち
などを交えて描かれています。
上記の引用は、ペテン師を紹介する章での
一文。
ここまでの事が出来るのならば、普通にフィ
クション作品を書けば、一作家として成功し
生きていけるのではと思うのですが。何かに
つけて調べるのに、多大な労力を必要とする
時代だからこそ、出来たペテンなのでしょう
ね。自分で調べることの大切さがわかる話で
す。
人類悪の煮凝りのような内容となっており、
人によっては途中で気持ち悪くなってしまう
かもしれません。反面教師として、自分への
戒めとして読んでおくにはよい一冊でしょう。
膨大な参考文献は、興味をもって調べる人
には資料をたどる道標に良いのではないでしょ
うか。
ーーーーー
読書録「ザイム真理教」5
著者 森永卓郎
出版 三五館シンシャ
p19より引用
“ 総突合は儀式だ。こちらで予算の金額は
何度も何度も、そして人を替えて、検算して
いる。間違っているはずがないのだ。それで
は、なぜそんなことをしているのかと言えば、
私は「マウント」だと思う。主査の言う数字
を真剣に繰り返し聞き、出した合計の数字が
合っていたときの達成感を積み重ねていく。
そうすると、主査の声が、まるで神の声に聴
こえるようになるのだ。”
目次より抜粋引用
“ザイム真理教の誕生
宗教とカルトの違い
事実と異なる神話を作る
アベノミクスはなぜ失敗したのか
信者の人権と生活を破壊する”
経済アナリストで大学教授である著者によ
る、日本経済の現状を作る原因の一つに迫っ
た一冊。
旧大蔵省の内情から現在の財政政策に及ぼ
す影響まで、直接関係を持っていた著者なら
ではの視点から書かれています。
上記の引用は、予算の確認作業について書
かれた項での一節。
日本の最高学府を出て、日本の中枢で働く人
のすることが、こんなことなのかと思うと、
色々複雑な思いです。世の中人手不足だと言
われていますが、しなくてよいことをしてお
金をもらっている人が多いからではないでしょ
うか。
この本に書かれている事の全てが本当であ
るならば、もう誰も国の予算についての話を
信じなくなってしまうのではないでしょうか。
これからの生き方について、考える一助にな
る作品ではないかと思われませ。
ーーーーー
読書録「インプット大全」4
著者 樺沢紫苑
出版 サンクチュアリ出版
p178より引用
“ 会社での仕事や自分のビジネスに直結す
るもの、つまり、自分の分野に特化したニュー
スだけを読めばいいのです。
私たちの「時間」と「脳のリソース」は有
限です。ニュースをインプットしたら、その
分、別の情報や知識がインプットできなくな
るというデメリットが発生しているのです。
”
目次より抜粋引用
“インプットの基本法則
科学的に記憶に残る本の読み方
学びの理解が深まる話の聞き方
全てを自己成長に変えるものの見方
最短で最大効率のインターネット活用術”
精神科医で作家である著者による、より良
く学ぶ為の方法について記した一冊。
基本的な情報の取り入れ方から上手な休憩
の取り方まで、著者の長年の実践と結果を基
に書かれています。
上記の引用は、世の中のニュースを上手く
読む方法について記された項での一節。
一方的に発信されるTVのニュースが、いかに
デメリットに満ちているかが書かれています。
してくれなくていい事をしていながら、自分
たちは世の中にとって必要不可欠であるかの
ように主張する、余分な人が多い世の中であ
るかのように思われます。
若いうちに手に取ることで、その後の勉強
がより良く実を結ぶようになる一冊になるの
ではないでしょうか。書かれている方法を始
めるにあたって、あまりお金を掛けなくて良
さそうなのも、良いところだと思います。
ーーーーー
著者 桐生操
出版 文藝春秋
p210より引用
“ ジョルジュ・サルマナザールは、行った
こともない国の旅行記を詳細に著し、その国
の文字まで創り出し、さらには現地の風俗を
描いた「架空の国見聞録」を出版して、一躍
悪名をはせた男である。”
目次より抜粋引用
“世界を震撼させた独裁者・暴君たち 近・
現代編
世界を震撼させた独裁者・暴君たち 古代
~近世編
世間を騒がせたペテン師たち
残虐人間たち”
歴史の隠れたエピソードを紹介する著作を
多数持つ著者による、歴史に名を残す悪人た
ちについて記した一冊。
国を動かす政治家から個人の快楽を追い求
めた犯罪者まで、時代背景や彼らの生い立ち
などを交えて描かれています。
上記の引用は、ペテン師を紹介する章での
一文。
ここまでの事が出来るのならば、普通にフィ
クション作品を書けば、一作家として成功し
生きていけるのではと思うのですが。何かに
つけて調べるのに、多大な労力を必要とする
時代だからこそ、出来たペテンなのでしょう
ね。自分で調べることの大切さがわかる話で
す。
人類悪の煮凝りのような内容となっており、
人によっては途中で気持ち悪くなってしまう
かもしれません。反面教師として、自分への
戒めとして読んでおくにはよい一冊でしょう。
膨大な参考文献は、興味をもって調べる人
には資料をたどる道標に良いのではないでしょ
うか。
ーーーーー
読書録「ザイム真理教」5
著者 森永卓郎
出版 三五館シンシャ
p19より引用
“ 総突合は儀式だ。こちらで予算の金額は
何度も何度も、そして人を替えて、検算して
いる。間違っているはずがないのだ。それで
は、なぜそんなことをしているのかと言えば、
私は「マウント」だと思う。主査の言う数字
を真剣に繰り返し聞き、出した合計の数字が
合っていたときの達成感を積み重ねていく。
そうすると、主査の声が、まるで神の声に聴
こえるようになるのだ。”
目次より抜粋引用
“ザイム真理教の誕生
宗教とカルトの違い
事実と異なる神話を作る
アベノミクスはなぜ失敗したのか
信者の人権と生活を破壊する”
経済アナリストで大学教授である著者によ
る、日本経済の現状を作る原因の一つに迫っ
た一冊。
旧大蔵省の内情から現在の財政政策に及ぼ
す影響まで、直接関係を持っていた著者なら
ではの視点から書かれています。
上記の引用は、予算の確認作業について書
かれた項での一節。
日本の最高学府を出て、日本の中枢で働く人
のすることが、こんなことなのかと思うと、
色々複雑な思いです。世の中人手不足だと言
われていますが、しなくてよいことをしてお
金をもらっている人が多いからではないでしょ
うか。
この本に書かれている事の全てが本当であ
るならば、もう誰も国の予算についての話を
信じなくなってしまうのではないでしょうか。
これからの生き方について、考える一助にな
る作品ではないかと思われませ。
ーーーーー
読書録「インプット大全」4
著者 樺沢紫苑
出版 サンクチュアリ出版
p178より引用
“ 会社での仕事や自分のビジネスに直結す
るもの、つまり、自分の分野に特化したニュー
スだけを読めばいいのです。
私たちの「時間」と「脳のリソース」は有
限です。ニュースをインプットしたら、その
分、別の情報や知識がインプットできなくな
るというデメリットが発生しているのです。
”
目次より抜粋引用
“インプットの基本法則
科学的に記憶に残る本の読み方
学びの理解が深まる話の聞き方
全てを自己成長に変えるものの見方
最短で最大効率のインターネット活用術”
精神科医で作家である著者による、より良
く学ぶ為の方法について記した一冊。
基本的な情報の取り入れ方から上手な休憩
の取り方まで、著者の長年の実践と結果を基
に書かれています。
上記の引用は、世の中のニュースを上手く
読む方法について記された項での一節。
一方的に発信されるTVのニュースが、いかに
デメリットに満ちているかが書かれています。
してくれなくていい事をしていながら、自分
たちは世の中にとって必要不可欠であるかの
ように主張する、余分な人が多い世の中であ
るかのように思われます。
若いうちに手に取ることで、その後の勉強
がより良く実を結ぶようになる一冊になるの
ではないでしょうか。書かれている方法を始
めるにあたって、あまりお金を掛けなくて良
さそうなのも、良いところだと思います。
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