著者 岡野剛
出版 集英社
第三話より引用
“人間も昔は
ミミズの大切さが
わかっていたん
ですけどね”
目次から抜粋引用
“謎の未確認ドクター
謎の擬態生物
謎の巨大ミミズ
謎の共生生物
謎の不定形生物”
生き物好きな女子高生と未確認生物専門の
医者を主人公とした、SF生物マンガ。
学校からの帰り道、夕立にたたられた主人
公・結城讃良。びしょぬれになるような雨の
中、道端にしゃがみこんでいる少年に出会っ
たのだが…。
上記の引用は、ミミズについての主人公の
一言。今でも農家の人たちは、ミミズの大切
さを知っておられるでしょうが、むき出しの
地面が少ない場所に住んでいると、ミミズに
親しむ機会も無いのかもしれません。
普段から目につくことが無ければ、時間をか
けて慣れることも出来ないのではないでしょ
うか。
もし本当に自然と親しみたいのであれば、
歩道を舗装することをやめてしまえばいいの
ではないかなと思います。雨による土の流亡
や、靴や衣服の汚れなどの問題があって、難
しいでしょうけれど。
主人公自身の正体も実に面白く、未確認生
物もアイデアあふれていて、とても面白く読
むことが出来ました。
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