読書録「飲む!知る!歩く!日本版「ワインツーリズム」のすすめ」3
著者 石井もと子
出版 講談社
p118より引用
“食卓の変化をみてきたフジッコは、遠から
ず日本の食卓にもワインが入ってくるだろう
とみた。日本の食卓に必要なのは、欧米のも
のより繊細な味わいの日本のワインだと考え、
1980年代にワイン製造への進出を決定し
た。”
ワインコンサルタント・ジャーナリストで
ある著者による、日本のワイン醸造所を巡る
一冊。
北海道から九州まで、全国の醸造所を巡る
旅をすすめられています。
上記の引用は、おまめさんで有名なフジッ
コのワイナリーについて取り上げた項での一
節。日本の食文化について、深く関わってい
たからこそ、時代の変化に気づくことが出来
たのかも知れませんね。
今のところワインには手を出していないの
ですが、飲んで凝り出したら、一生楽しめる
分野なのでしょう。
日本のワイン産地としては、山梨県が一番
大きな産地のようです。山梨県だけで、二つ
の章を使って紹介されています。
山梨に近いところに住まわれている人なら、
日帰りでワインを楽しめるでしょうね。
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