いつまでもぼちぼち

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「ORKの口伝」はフィクションです
実在する全てと無関係です

読書録「ローマ人の物語7文庫版」

2016-06-20 | Weblog
読書録「ローマ人の物語7文庫版」3

著者 塩野七生
出版 新潮社

p52より引用
“また、戦争とは、それが続けられるに比例
して、当初はいだいてもいなかった憎悪まで
が頭をもたげてくるものだ。前線で闘う者は、
何のために闘っているのかさえわからなくな
る。”

目次から抜粋引用
“マリウスとスッラの時代(承前)
 ポンペイウスの時代”

 歴史作家である著者による、歴史に大きな
足跡を残した古代ローマについて記した一冊。
 内輪もめに乗じた他国の侵略から剣闘士の
反乱まで、史実と著者の主観をまじえて書か
れています。

 上記の引用は、ローマ市民同士の戦争につ
いて書かれた項での一節。
戦っている理由がわからなくなったら、戦闘
を止めてしまえれば良いのですが、軍律違反
で罰せられるのでしょうね。
大きな力を持った人に振り回されて、見方同
士で戦争をしなければならない、そんなこと
にならないように、しっかりと歴史は勉強し
ておいた方がいいのかもしれません。
 内戦やそれに乗じたゴタゴタばかりが描か
れていて、ローマはあまりいい時期ではな
かったようです。
それでも地中海周辺を支配下に置いてしまっ
たのですから、力のある国家だったのですね。

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6月19日(日)のつぶやき

2016-06-20 | Weblog

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読書録「ローマ人の物語6文庫版」

2016-06-19 | Weblog
読書録「ローマ人の物語6文庫版」3

著者 塩野七生
出版 新潮社

p48より引用
“多くの普通人は、自らの尊厳を仕事をする
ことで維持していく。ゆえに、人間が人間ら
しく生きていくために必要な自分自身に対し
ての誇りは、福祉では絶対に回復できな
い。”

目次から抜粋引用
“グラックス兄弟兄弟の時代
 マリウスとスッラの時代”

 歴史作家である著者による、歴史に大きな
足跡を残した古代ローマについて記した一冊。
 スキピオの孫の活躍から大きな内輪もめに
ついてまで、史実と著者の主観をまじえて書
かれています。

 上記の引用は、ローマに生まれた富の格差
について書かれた項での一節。
食べ物やお金が満たされているだけでは、人
は人ではいられないということでしょうか。
人はパンのみにて生きるにあらずとは、こう
いう事も含んでいるのでしょう。
 大きな戦いを終えて、周辺を支配下に置い
たら置いたで、内側からまた違った悩みが湧
き出してくる。
現在のニュースを見ていると、今も昔も人や
その集まりが持つ悩みは、全然変わらないの
かもしれないなと思います。
 前巻までの展開と違って、なんともグダグ
ダとした揉め事が書かれていて、より好みの
別れるないようなのではないかと思います。
ドロドロとしたドラマが好きなならば、より
面白く読める巻ではないでしょうか。

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6月18日(土)のつぶやき

2016-06-19 | Weblog

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読書録「ローマ人の物語5文庫版」

2016-06-18 | Weblog
読書録「ローマ人の物語5文庫版」3

著者 塩野七生
出版 新潮社

p170より引用
“敗北とは、敵に敗れるよりも自分自身に敗
れるものなのである。”

目次から抜粋引用
“第二次ポエニ戦役終期
 ポエニ戦役その後
 マケドニア滅亡
 カルタゴ滅亡”

 歴史作家である著者による、歴史に大きな
足跡を残した古代ローマについて記した一冊。
 ハンニバルとスキピオの直接対決からロー
マの地中海制覇まで、史実と著者の主観を交
えて書かれています。

 上記の引用は、マケドニアとローマの戦闘
を記した項での一文。
アレクサンダー大王の子孫たちが、自分たち
のご先祖が編み出した戦い方によって、ロー
マに戦闘で負けたことが描かれています。
目の前の諍いごとばかり追っていては、すぐ
側にあるすばらしいものを見逃してしまうの
かもしれません。
 ハンニバルに勝ち、その後ローマは地中海
を我が物とします。巻末に地図が載っていま
すが、驚くほど広い領域を支配下に置いてい
たのですね。これでもまだ最大範囲になって
いないようですから、歴史に大きく残るのも
当然です。こんなに大きく発展していたのに、
ほんとなんで滅んでしまうのでしょう?

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6月17日(金)のつぶやき

2016-06-18 | Weblog

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読書録「ローマ人の物語4文庫版」

2016-06-17 | Weblog
読書録「ローマ人の物語4文庫版」5

著者 塩野七生
出版 新潮社

p127より引用
“ 天才とは、その人だけに見える新事実を、
見ることのできる人ではない。誰もが見てい
ながらも重要性に気づかなかった旧事実に、
気づく人のことである。”

目次から抜粋引用
“第二次ポエニ戦役前期
 第二次ポエニ戦役中期
 第二次ポエニ戦役後期”

 歴史作家である著者による、歴史に大きな
足跡を残した古代ローマについて記した一冊。
 歴史上最高の武将の一人・ハンニバルの活
躍とその彼の戦いから敵でありながら多くを
学んだスキピオの躍進を中心に、史実に著者
の主観を交えて描かれています。

 上記の引用は、マケドニアのアレクサン
ダー大王の戦術について書かれた項での一節。
普段目に見えたり視界の隅に入っていたりし
ても、それをそれとしてはっきりと認識でき
なければ、無いのと同じなのかもしれません
ね。大切な事実を見逃してしまわないように、
古代の天才の行いを知っておくのは、いい方
法ではないでしょうか。
 戦役の中盤、ローマがシチリアのシラクサ
を攻略するくだりで、かの有名なアルキメデ
スが登場します。色々な兵器でローマ軍を悩
ませたとのこと、数学や理科でその名前をよ
く聞く人物が、いきなり登場したりするのは、
歴史を扱った作品ならではの面白さではない
でしょうか。

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6月16日(木)のつぶやき

2016-06-17 | Weblog

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6月15日(水)のつぶやき

2016-06-16 | Weblog

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読書録「ローマ人の物語3文庫版」

2016-06-15 | Weblog
読書録「ローマ人の物語3文庫版」4

著者 塩野七生
出版 新潮社

p115より引用
“ 累進課税の制度もなく一律に収入の十分
の一だけを払えばよいとなれば、私でも喜ん
で払う。経費とか所得とか言いはじめるから、
人間は悪知恵を働かせるようになるのであ
る。”

目次から抜粋引用
“第一次ポエニ戦役
 第一次ポエニ戦役後”

 歴史作家である著者による、歴史に大きな
足跡を残した古代ローマについて記した一冊。
 シチリアの都市・メッシーナからの救援要
請に始まり戦役後のローマの変化についてま
で、史実と著者の主観を交えて書かれていま
す。

 上記の引用は、ローマの属州に対する税制
について書かれた一節。
コノくらい単純であったら、年度末にウンウ
ン唸らなくてもいいんですけれども…。
これを書いている日のことですが、さんざん
税金からお給金をもらった上に、まだ税金を
自分の思うように使っていた政治家が辞職し
ました。遠く離れた行政区に住んではいます
が、よく暴動が起こらないものだと思って見
ていたものです。
 この巻から副題として、ハンニバル戦記と
付いています。人類史上最高の武将のうちの
一人、ハンニバルの戦いがその親の代から描
かれています。
現実には戦争は起こらなければいいものです
が、過ぎ去った戦記を見直すのは、同じこと
を起こさないためにも大切なのではないで
しょうか。自分には決して降りかからない、
太古の戦物語は、単純に血沸き肉踊るもので
もありますし。

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6月14日(火)のつぶやき

2016-06-15 | Weblog

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6月13日(月)のつぶやき

2016-06-14 | Weblog

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読書録「ローマ人の物語2(文庫版)」

2016-06-13 | Weblog
読書録「ローマ人の物語2(文庫版)」4

著者 塩野七生
出版 新潮社

p90より引用
“いや、歴史というもの自体が、目標とする
ところは同じなのにそれを実現する手段とな
ると一致できなかった、人類の種々相である
といえるかもしれない。”

目次から抜粋引用
“ペリクレス時代
 ケルト族来襲
 ローマの政体
 市民権
 戦術の天才ピュロス”

 歴史作家である著者による、歴史に大きな
足跡を残した古代ローマについて記した一冊。
 アテネでの民主政の成立からローマの東地
中海世界での国際社会デビューまで、史実と
著者の主観を上手く交えて書かれています。

 上記の引用は、公共の利益の重要性とそれ
を実現するための手段について書かれた部分。
同じ目標であったとしても、そこに至る手段
の違いで争い合わなければならないというの
は、何とも複雑な気持ちです。
しかし、今の世界情勢を見ていると、とても
ではないけれど、同じ目標を見ていると決し
て思うことの出来ない人達もいますが。
 巻末にローマとその他の世界地域を、同時
代の時系列で並べた年表がついています。
ローマがイタリア半島を統一する頃、日本は
弥生時代に入ったばかりとなっています。
エジプトやギリシアなどでは、科学が発展し
始めているなど、いかにその周辺の地域が先
進的であったかよくわかる年表です。

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6月12日(日)のつぶやき

2016-06-13 | Weblog

[article_title] 『2016年06月11日のつぶやき』どこまでもぼちぼち|izumoissun2011.seesaa.net/article/438889…読書#本#エッセイ


「読書録「ローマ人の物語1(文庫版)」4」 goo.gl/Ja05Kl


[article_title] 『読書録「ローマ人の物語1(文庫版)」』どこまでもぼちぼち|izumoissun2011.seesaa.net/article/438909…読書#本#エッセイ #読書


読書録「ローマ人の物語1(文庫版)」4

著者 塩野七生
出版 新潮社

p28より引用
“...『ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にし...』塩野 七生 ☆4 booklog.jp/users/izumoiss… #booklog#読書#本



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読書録「ローマ人の物語1(文庫版)」4

2016-06-12 | Weblog
読書録「ローマ人の物語1(文庫版)」4

著者 塩野七生
出版 新潮社

p28より引用
“好調の時期ですら一歩前進半歩後退と評し
てもよいくらいで、悪くすると十歩も二十歩
も後退してしまい、もとにもどるまでに数十
年を要するという、苦労の絶えない長い歳月
の物語になる。”

目次から抜粋引用
“落人伝説
 建国の王ロムルス
 ローマ、共和国に
 ギリシア文明
 ペルシア戦役”

 歴史作家である著者による、人類史上に大
きな足跡を残した古代ローマについて記した
一冊。シリーズ第一弾。
 ローマの誕生からペルシアとギリシアの戦
いまで、史実に著者の主観を上手く合わせて
書かれています。

 上記の引用は、序章での一節。
どれ程歴史に名を残す国や人々であっても、
いまいち上手くいかない時はあったのですね。
今現在上手くいっていなくても、いつか上向
きに事が運ぶように、日々を過ごしたいもの
です。
 単行本一冊分を、上下に分冊されているの
で、少しずつ読むのに具合が良くなっていま
す。上巻を読んで、イマイチ合わないと思っ
た時は、半分で読むのをやめることも出来ま
すし。
 紀元前の人達の話ではありますが、現代に
も同じような困り事が当てはまり、人間は生
きている限り同じようなことで悩むのだなと
思ってしまいました。

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