#photobybozzo

沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

【bozzo】梅雨空、東京。

2009-06-30 | Photo-diary
本日6月最終日、
午前中東京到着。

もわっとした夏日の那覇から
どんより梅雨冷えの東京へ。

いきなり人の動きが活発で
しかも人の距離が近く、
さらに何故か追い立てられるような
殺伐とした空気に、やられる。

「うわっ、リアルに都会」

ラッシュ時の人いきれに
タイトロープな生き様、目の当たり。
⇒詩的過ぎるか。

沖縄は、やはり空気が
友愛的なのだ。

何度も思うが
これが東京。

常に何かしら
突きつけられている
切迫感がある…。

東京人が癒しを求め、
週末だけでも…と
沖縄に足を伸ばす心情が
たやすく理解できた。

緊張を強いたげられる…のか。

…この空気に
 まずは慣れなきゃいけない。

いきなり
ボディブローが
効いているのだった。
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【谷川俊太郎】そして

2009-06-30 | BOOKS&MOVIES
  夏になれば When Summer Comes
  また The cicadas
  蝉が鳴く Sing Again

  花火が Fireworks
  記憶の中で Freeze
  フリーズしている in My Memory

  遠い国は Distant Countries are Dim
  おぼろだが but The Universe
  宇宙は鼻の先 is Light in front of your Nose

  なんという恩寵 What a Blessing
  人は That People
  死ねる Can Die

  「そして」という Leaving Behind
  接続詞だけ only the Conjunction
  残して "AND"

            (谷川俊太郎"minimal"収録)

       ●

詩人って、どんなときに 言葉を紡ぎたくなるのだろう。
谷川俊太郎が詩についてこんなことを語っていた。

  詩は野原に咲く一輪の花でありたい…と思うんです。
  花そのものに意義は要らない…そこに咲いていれば、それでいい。
  詩も同じです。…そこにそっと携えておけたら…それでいい。

日頃の会話で疲弊した言葉たちを
愛でるように、活けるように、紡ぐ。
routineで記号化してしまった言葉たちに
息吹を吹き込む。

きっと詩人は、言葉たちが好きで好きで、たまらないのだ。

写真もそう。

日常生活で見慣れてしまった視覚情報を
一度フラットな感覚で受け入れる。
…すると、すべての事象が輝いて見える。

ボクも視覚で愛でる詩人に、なりたい。

      ●

沖縄は梅雨明け。
今日はすっかり夏日。
陽射しがどっと迫ってくる。

明日から、東京。

感覚をフラットにして挑みたい。



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