札幌・北海道のレトロ建物大好きおぢさん日記

札幌(北海道)のレトロでモダンな建物を見たり撮影するのを趣味としています。

小樽市の建築探訪③ ※旧日本郵船㈱小樽支店、旧杉森喜一郎宅・旧遠藤又兵衛邸を追加しました

2023-06-06 21:11:37 | 小樽市

 

「旧日本郵船㈱ 小樽支店」 「再訪」 小樽市の建築探訪NO39

 

所在地 色内3丁目7-8
建築年 明治39(1906)年
指定等 国指定重要文化財
開館時 耐震補強を含めた大規模な保存修理工事のため
    【長期休館期間】
    2020年7月から2024年6月まで(予定)
 
 
小樽情報のSNSより旧日本郵船㈱小樽支店のシートが外されたと聞いたので行ってみた。
 
前回の訪問は2020年の10月
まさにこれからシートで囲い工事を始めますよ
のタイミングだった。
 
一見して「屋根が綺麗になった」
屋根の鉄板を交換し終わったということだろう。
 

ただ外観からすると変化は屋根と2階窓以外はわからない
その他にも素人にはわからない補修も進んでいるようだ。
 
以前と変わらない姿で戻ってくるならそれにこしたことはない
益々出来上がりが楽しみだ。
 
 
亡き親父との思い出がある場所
来年は自分だけの密かな楽しみになるだろう。
 
 
前回の写真


2020年10月撮影


 
今回の写真
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2023年5月撮影

 

 

 

 

「旧杉森喜一郎宅」「再訪」 小樽市の建築探訪NO91

 

所在地 緑3丁目9-5
建築年 昭和4(1929)年
指定等 小樽市歴史的建造物
開館時 ランチタイム 11:30~15:00 ディーナータイム 18:00~21:00 
休館日 火曜日(不定休) ※冬季クローズ12月末~3月末
入館料 見学のみは不可

 

下記の旧遠藤邸に見学に行ったあとでランチ利用とした。

1階のレストラン「パスタクラブ」が営業をしている

2020年に外観の撮影に行っているので場所はわかるし
遠藤邸からも車なら近いほうだ。

空き地の駐車場に停めて入店した。

 

 

 

 

 

玄関廻りの外側などきれいに補修されているが
中に入るとまずドアに歴史を感じる。

入口側のホールは外観から見える上げ下げ窓
これは二重窓になっていた。

サイドテーブルなども歴史を感じる
旧邸で使用していたものに見えるし、各テーブルと椅子も古そうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奥のホールは床の間がそのまま残っているので和室だったのだろう
欄間や屏風、掛け軸など歴史を感じるものは残されていた。

2階は「小樽ゲストハウス」の営業のため見学は出来ない
屋上や隣接している蔵も不可。

 

 

 

 

 

 

 

 

レストランはリーズナブルで気軽に利用出来て良かった
小樽の海が見えるので2階や屋上はさらに良い景色だろう。

 


2023年5月撮影

 

 

 

 

 

「旧遠藤又兵衛邸」【再訪】 小樽市の建築探訪NO85

 

所在地 富岡1丁目9-4
建築年 明治39(1906)年
指定等 小樽市歴史的建造物
開館時 無し
 
 

<小樽市HPより抜粋>

この建物は、海産物卸商で富を築いた遠藤又兵衛の邸宅でした。

邸宅は、小樽港を望む高台にあり、木造瓦葺き下見板張りの武家屋敷を思わせる豪壮なつくりで、
和風を基調としながらも玄関脇の応接間に大きな三面のベイウィンドウを付けた和洋折衷住宅です。

また、重厚な門・塀には鷹などの飾り瓦が付き、全体的に良く調和のとれた建物といえます。

平成7年、小樽市都市景観賞を受賞しています。

 

富岡町は小樽港を見下ろす高台にあり豪邸が多い地区だったが
現在も数軒でその面影を見れる。

現在、立正佼成会小樽教会が使用している建物で普段は見ることが出来ないが
4年ぶりの一般公開が5/21~5/28で行われたので何とか都合をつけて最終日の28日に行ってきた。

 

普段は門越しに見るだけだが一般公開は内部見学が「無料」で出来る
お昼前の到着で常に2~3組は見学していた。

 

 

 

 

 

入口で記帳し、パンフレットをいただいた
すぐの場所に瓦や当時の模型が展示されている。

これで見ると現在現存しているのは正面部分だけである。

印象的なペイウィンドの洋室、連なる和室が見ることが出来る
このような豪邸にはよくある蔵もあったが解体された。

 

 

 

 

 

 

変わっているなと思うのは洋室(応接室)の照明でメダリオンの部分に
換気口?がある
このようなスタイルは初めて見た。

正面側の庭は少し寂しいが中庭はきっと見事なものであったろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さん庭に出て撮影をしていたので空いてから行ってみた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時間にすると10分程度の見学であった
いずれにしても良いものを見せていただき主催者様に感謝したい。

 

おそらく来年も同時期に一般開放があるかと思う。

 


2023年5月撮影

 

 

 

 

「協和浜ビル」【再訪】 小樽市の建築探訪NO26

      
 
 
所在地 色内1丁目2-18
建築年 昭和8(1933)年
指定等 小樽市歴史的建造物
開館時 ※営業時間 11:00am ~ 2:00pm/4:00pm ~ 9:00pm
休館日 ※休日 年末年始(12月31日~1月2日)
入館料 飲食店です
 
 
歴史的建造物が食堂になって再活用されるのは利用しやすくてありがたい
この建物には中華レストラン「好」が入っている
小樽では海鮮中心の店が多いので中華料理は貴重だ。

初めて入った店内には随所に昔からの造作が垣間見れてうれしい
店員さんによると目に見える部分はなるべく手を加えないようにしているとのこと。
 
照明や空調、天井の梁飾り、それと窓枠などを確認出来た
運河に面しているビルで駐車場を持っているのもありがたい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2022年10月撮影
 
 
 
 
 
 
「旧磯野商店倉庫」【再訪】 小樽市の建築探訪NO34

 
所在地 色内2丁目2-14
建築年 明治39(1906)年
指定等 都市景観賞 小樽市指定歴史的建造物 
開館時 ※ランチタイム11:30~15:00 ディナータイム17:00〜22:00
休館日 ※水曜日
入館料 飲食店です
 
 
以前から「海猫屋」として全国的に有名な飲食店であったが、現在は洋食レストラン「ISO」が営業している
ちなみにISOは「磯野商店」からとった名前だ。
 
店内は3階まで座席がありレンガや木材をそのまま生かしたような内装になっていた
今回は2階と3階しか見ることが出来なかったのは残念

1階入り口の複雑な窓枠も見ごたえがある。
 
土日は行列ができる人気店だ 事前に予約したので入店出来たが
生憎とこの日は予約だけで満席のため何組も帰っていった。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2022年10月撮影
 
 
 
 
 
 
 
 
「水天宮」【再訪】 小樽市の建築探訪NO61

       
 
所在地 相生町3-1
建築年 大正8(1919)年
指定等 小樽市歴史的建造物
開館時 無し
休館日 無し
入館料 無し
 
 
小樽に何度も行っていると水天宮や住吉神社などは建物見学が目的ではなくなる。
水天宮は景色を見るために寄っている
実際に風景の案内看板まで出来ていた。
 
水天宮は地域の高度最高点にあるので眺めがよい
一度は外人坂を降りてみたいと思っても、いざ降り口に立つと断念してしまう
次の訪問動機は外人坂の往復だ。
 
 
 
 
 
 
 
 

旧寿原邸の仕切り壁

2022年10月撮影
 
 
 
 
 
 
 
「旧板谷邸」【再訪】 小樽市の建築探訪NO63

      
 
 
所在地 東雲町1-19
建築年 大正15~昭和2(1926~1927)年
指定等 小樽市指定歴史的建造物
開館時 一般公開はしていません
 
 
水天宮に車で行くと往復は旧寿原邸の前を通る1本道になる
下りの突き当りにあるマンションの敷地が旧板谷邸と繋がっている。
 
時期的に1本の紅葉が映えていた
和館と洋館のちょうど間に配置するその妙が素晴らしい
この建物に入るには隣接しているホテル「海宝楼クラブ」に宿泊すればよい。
 
そんなに高価なホテルではないので機会があれば泊まって歴史的建物を見てみたい。
 
それにしても…板谷さんも自宅の後ろにこんな大きなマンションが建つとは
思わなかっただろうねぇ。
 
 
 

2022年10月撮影
 
 
 
 
 
ついでに普通に観光もしてきたので
「天狗山」の新名物「テラス」を
 


座った位置から港を臨む
 
 
 
 
 
 
 
 
札幌への帰途に新光町にある「百想園」で遅咲きのアジサイを見てきた
アジサイにこんなに種類があるのは初めて知った。

 
 

2022年10月撮影