札幌・北海道のレトロ建物大好きおぢさん日記

札幌(北海道)のレトロでモダンな建物を見たり撮影するのを趣味としています。

比布町の建築探訪

2023-10-27 16:56:00 | 当麻町、比布町、鷹栖町、愛別町、上川町

 

 

「比布町郷土資料館」


所在地:比布町北町3丁目5-1
建設年:昭和4(1929)年

 

元々は農家の住宅として建てられたものだそう。
内部は資料館で展示品も、農機具から原始林と野生動物の剥製展示、村から町への変遷資料、昭和初期当時の農家や馬小屋を再現したりと盛りだくさんある。

ただそのための改造工事もあり、内部で当時のままは一部になっているようだ。

外観は1階で3連を含めて目立つのは出窓。
和風住宅であるが出窓は後から付け足したのかは不明
黒ずんだ色の木造下見板張りに窓枠の白色が良く映える。

 

今回は時間に余裕がなく中を見るべく予約までにはいたらなかった
興味のある人は下記にて


※比布町公式HPより

  • 見学希望の方は、見学希望日の前日(平日の午前9時~午後5時)までに教育委員会までご連絡ください。
  • 冬期間(11月~4月)は原則、見学することができません。
  • 管理人は常駐しておりません。

 

 

 

 

 

 

 

 


2023年10月撮影

 

 

 

「Y氏邸」


所在地:比布町
建設年:(不明)年

 

上記の資料館を外から撮影をしていると、道路向かいにある大きな和館が
否応にも目に入る。

もしかするとこちらの住宅の方が大きいのではと思うほど
立派なお宅だ。

道路から奥まったところに住宅があり、お花が植えられていたりと
現役の美観を保っている。

あくまで個人住宅ゆえ資料館からの遠望とした。

 

 

 


2023年10月撮影

 

 

「旧鈴木邸」


所在地:比布町北3線6
建設年:昭和3(1928)年


旧鈴木邸は当初は明治34(1901)年に建築され、その後に増築や改装を重ね
昭和3(1928)年に現在の外観になった。

鈴木氏は入植でこの地に入り比布村村長を務めた人。

自宅として建築され、2階建ての洋風棟と平屋の和風棟の2つに分かれている
特に洋風棟の縦長の上げ下げ窓が印象的だ
また竣工時では玄関の上がバルコニーとなっていた。

和風棟は長い縁側と家紋が入った戸袋が珍しい。

奥にあるトタンの倉庫は明治47年築である。

内部見学は事前に比布町に電話で申し入れが必要だが
今回は他の団体に貸しているため中は見ることが出来ない とのことで残念。

ただ外観は自由に撮影をしてよいとのことで邸横のスペースに駐車し
撮影が出来たのは良かった。

邸宅の廻りはのどかに畑が広がっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


こちらが明治47年築の倉庫

 


2023年10月撮影