札幌・北海道のレトロ建物大好きおぢさん日記

札幌(北海道)のレトロでモダンな建物を見たり撮影するのを趣味としています。

木造校舎・廃校 共和町の閉校

2023-12-26 21:07:24 | 木造校舎・廃校

共和町の閉校(小学校) 赤字は今回レポート

  • 共和町立旭小学校(1969年)
  • 共和町立上中ノの川小学校(1973年)
  • 共和町立国富小学校(1982年統合により共和町立東陽小学校へ)
  • 共和町立小沢小学校(同上)
  • 共和町立前田小学校(同上、跡地は町営住宅が整備)
  • 共和町立幌似小学校(同上、跡地は校舎跡を利用して建て増しした後「かかし歴史館」に)
  • 共和町立学田小学校(同上)
  • 共和町立発足第二小学校(同上)
  • 共和町立梨野舞納小学校(1984年統合により共和町立北辰小学校へ)
  • 共和町立発足小学校(同上)
  • 共和町立宮丘小学校(同上)
  • 共和町立老古美小学校(1984年西老古美小と統合し共和町立西陵小学校へ)
  • 共和町立西老古美小学校(1984年老古美小と統合し西陵小へ)

(中学校)

  • 共和町立前田中学校(1975年統合により共和町立共和中学校へ)
  • 共和町立梨野舞納中学校(同上)
  • 共和町立発足中学校(同上)
  • 共和町立発足第二中学校(同上)
  • 共和町立小沢中学校(同上)

 

 

「旧共和町立幌似小学校」

 

開校:明治24(1891)年
校舎:昭和8(1933)年竣工
閉校:昭和57(1982)年

共和町南幌似

 

岩内町へ繋がる国道276号線沿いにある古い木造校舎で
貴重な木造校舎である。

現在は「かかし古里館」として立派な郷土館と旧木造校舎側とそれぞれ展示物がある。

入場料は100円だが、それ以上の値ある展示がされている
学芸員さんも親切なので質問をすると真摯に応えてくれるだろう。


小さめの体育館には農耕機などが展示されているが体育館自体は改築されているようだ。

廊下を見ると懐かしさがこみ上げる
教室には昭和初期の教室の様子を見ることが出来るが
これにピンとくる人は高齢者であろう。

校舎は床上げし、位置を少しずらしており
外壁は数度の塗装をしているそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2023年4月撮影

 

 

 

「旧共和町立国富小学校」

 

開校:明治36(1903)年
校舎:()年竣工
閉校:昭和57(1982)年

共和町国富501-1


共和町は岩内町に近づくにつれ平地が多くなるが、
今回はルート上、山間の集落にある学校を訪ねた。

国富の町もそんな山間の集落である
ここにはかつて住友の国富鉱山があり現在は鉱山は閉山し
住友の電子部品の製造工場がある。

開校当初は鉱山従事者の子供のために出来た学校ではと推測する。

現地には共和町共通の記念碑と煉瓦造りの門柱が一つ
校名プレートは無い。

記念碑には積雪のため近づけず、表記などは分からず
いつか機会があればまた廻ってみたい。

校舎は記念碑のある場所から奥へL字型にあった
町営住宅らしき建物が並ぶ場所である。

その左側で正面を向いた建物がある場所が校庭であった。

 

 

 


2023年12月撮影

 


※共和町史より

 

 

 

「旧共和町立小沢小学校」

 

開校:明治36(1903)年
校舎:()年竣工
閉校:昭和57(1982)年

共和町小沢95-30


かつて小沢の集落の東端に小沢小学校があった
山間にある小さな土地で畑もそう広くはない。


学校があった場所は現在「共和町ふれあいセンター」として
すでに立派な建物が建っていた。

共和町の閉校に使われているデザインの記念碑は奥にあった
他には学校を示すものは見あたらなったが雪が溶けたら何かあるかも。


明治36年開校の歴史のある小学校である

昭和に「小沢第二小学校」となり
その後「小沢小学校」に改名された。

古い航空写真では現在のセンターの建物が校舎で
記念碑がある場所は校庭であった。

 

 

 

 


2023年12月撮影

 


※共和町史より

 

 

 

「旧共和町立小沢中学校」


※共和町史より

 

開校:昭和22(1947)年
校舎:()年竣工
閉校:昭和50(1975)年

共和町


今回は積雪のため進入出来ず不明

記念碑があるとのことなので雪が溶けてから
機会を見つけて再度訪ねたい。



2023年12月撮影