東川町小学校の閉校 赤字は今回レポート
- 東川町立第五小学校(1983年)
- 東川町立第四小学校(1987年)
※wikipediaより
東川町は小学校の閉校が少ない町で、第一から第三小学校までは健在である
また「東川小学校」は平成26年(2014)年に新校舎竣工により移築し旧校舎は再活用されている。
東川町は北海道には珍しく移住者が増え続けている街である。
「旧東川町立第五小学校」現:北の住まい設計社
開校:大正元(1912)年
閉校:昭和58(1988)年
校舎:昭和3(1928)年竣工
東川町東7
2000年発行の「旭川と道北の建築探訪」には146軒の歴史的近代建物が記載されている。
うち13軒が学校校舎である。
旧東川第五小学校はその一つ。
記載されたとしても現在までに取り壊しされた学校もあるし
体育館だけ残った学校もある。
旧東川第五小学校は教室棟と体育館が現存している
この旧校舎が恵まれたのは町から購入したのが家具製造の「北の住まい設計社」であったこと。
工場として活用しているらしいが、やはり綺麗に管理されているように見える。
敷地内にはショールームとカフェがあるので一般人でも敷地内に入ることは出来るが、旧校舎の手前で立ち入り禁止だ。
よって敷地外の車道から玄関と体育館を見ることになり
裏側は社内の人間ではないと行けないだろう。
それでもこのように木々に中に見る校舎はとても素敵であった。
2023年5月撮影
「旧東川町立東川小学校 旧校舎」現:せんとぴゅあⅠ
開校:明治31(1898)年
校舎:昭和36(1961)年竣工
東川町東川町北町1丁目1−番1号
「東川小学校」の現在は平成26年に建てられた校舎がある
総工費38億円、平屋造り、直線は270mもある校舎だ。
他にも規格外と思われる学校なので興味があれば見てください。
さて旧校舎のほうだが、こちらは2階建ての箱型でこの当時の建築というと
このような校舎が多いのだろう
しかしこちらも惚れ惚れするような1直線である
新校舎もそうだが、農村地帯の学校は平地が多く土地が広いので大きな学校を作りやすいと聞いた。
2階には東川小学校時代に使用されていた7教室がいまも残されており
その中でもルームGは「思い出の教室」として、当時のままの状態で残されているとのこと。
この情報が先にあれば中を見させていただいたのに…。
現在は「せんとぴゅあⅠ」として町民の活動の場となっている
隣の「せんとぴゅあⅡ」は近代的なデザインである
新校舎とせんとぴゅあⅡは町民の誇りともいえる建物のような気がしてならない。
2023年5月撮影
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