我が家にやってきたのは、生後1週間。手の甲にちょこんと乗る100g。
いくつも山場を越えて、やっと大きく、元気になったギン子ちゃん。
工事現場で、段ボールに猫が入っているのを、初めに見つけた方がいて、私に託されました。その方からの連絡で、「里親さん希望の方がいるので紹介したい」との事で、
ギン子ちゃん、ついにお見合いの時が来ました。
お見合い当日・・・なんと!総勢5人の大人が見に来ました。里親希望の夫婦、近所の親子、紹介者・・・ギン子ちゃん、可愛い~可愛い~と一人一人に抱っこされ、写真を撮られ、人気者でした。
里親候補のお家には、ちょっと気難しい、人前に出てこない、まぼろしの猫がいるそうで、一応、トライアルとなりました。
ギン子ちゃんは、小さい時から、猫に移ってしまう病気があり、隔離していましたから、皆と遊べるようになった時には、ビックリして威嚇のポーズを取っていました。すぐにそのポーズもなくなりましたが、先住猫ちゃんに威嚇ポーズをしなければいいな・・・子供だから、許されるかな・・・と、心配はつきません。
3時間おきにミルクをやり、暑い時にカイロで温め、ボロボロになった皮膚を消毒し、やっとやっと大きくなったギン子ちゃんは、私にとって特別の子猫だったようです。