チビクロちゃんに初めて会った時、まだ生後半年位の子猫でした。
それが、ほぼ3年前だから、4歳に満たない猫です。
1年間毎日通って、やっと、地域猫活動を始めた場所です。
すべての猫に思い入れはありますが、チビクロちゃんの初めての子猫は、カラスにやられて救ってやれませんでした。 地域猫になっていれば、救えたかもしれない・・・
慎重な子で、なかなか捕獲出来ませんでした。その間に、再度妊娠。
子猫は4匹で、すくすく育ち、そろそろ保護しようかという矢先に、4匹共、突然、居なくなりました。
地域猫活動は、始まって半年も経たず、内容を深く認知している人が少なく、捕まえては保健所に連れていく人がいました。
チビクロちゃんは、私の顔を見ると、(子猫、知らない?)と尋ねているようで、目をそむけてしまいました。
そんなチビクロちゃんでしたが、活動のボランティアに可愛がられ、後をくっついて回り、毎日、ご飯が食べられる生活を過ごしていました。
現れなくなって1週間経ち、子猫を産んだ側溝で亡くなっているのが、見つかりました。
チビクロちゃん、短かったけど、さようなら・・・