生後1週間

草むらに子猫がいるんですが、親が帰って来なくて・・・

という電話があり、駆け付けました。

行ってみると、目も開いてない子猫が・・・

「どの位時間が経っていますか？」と尋ねると、

（1時間位かなあ～　もっとかなあ～、見張っていたんだけどね、親が帰ってこなくて～）

見張っていた・・子猫のすぐ側で・・皆でおしゃべりしながら・・3人も4人も立っていた・・・

「皆さん、親は帰ってこないのでなくて、人がいるから帰って来られないのかもしれないから、遠くに行って見ていませんか？」

と、離れたものの・・・どうやら2時間近くになるらしい・・・

2時間位が限度と思っているので、急遽、連れて帰ることになりました。

母猫は、初めは近くにいたらしいです。それを追い立てたらしい！

可愛そうに、人が集まっていて、帰って来られなかったので、放棄したかもしれません。

私が帰ってからも、姿を見なかったとか・・・

いい大人が大勢いて、誰も、猫の立場になって考える人がいない！

まったく～

我が家に来た子猫2匹は、へその緒もついている生後1週間未満。

少し、体温も下がり、この暑さの中、冬のベッドで温めたところ正常に戻り、ミルクを飲み始めました。が、ちょっとしか飲めないため、1時間置きのミルクを夜まで続け、夜中は2時間置きにやっていたところ、おしっこも正常、ミルクも多めに飲めるようになったので、3時間おきにしても良いかな？と思っているのですが、しばらくは、家にこもる事になりそうです。

 

 

1か月振りの外回り

テレビでは、（熱中症）という言葉がない日はない！という位の暑さでした。

この暑さで、見回りにいく途中で倒れてもいけないし・・・

体力も消耗するし・・・

不安にもなる歳だから、思い切って、活動休止・・・外回りは夏休みにしていました。

地域猫活動中の団地でも、糞拾いだけは、熱中症を考慮して、夏休みにしました。

公園で文太君を保護してから、1カ月。

家にいても暑い日々でしたが、台風が通り数日は涼しくなりました。

また暑くなると思い、昨日は1カ月ぶりの外回りです。

3匹いた子猫は2匹となり、母猫に甘えていました。

樹くんの兄弟は、私が捕獲出来なかったので保護出来ず、死亡。

悔しい思いを抱えながら、他の場所まで行くと・・・・

拾ってしまいました。　

子猫５００ｇ。　のみとシラミの大群で、さすがに、すぐお湯につけて洗いました。

1か月振りに出掛けて、拾うかなあ？？　暑くて疲れた。

 

 

川の白黒ちゃん

川にいる3姉妹のお母さん猫は、まだ子供達が小さいのに、突然いなくなってしまいました。

そこに、子猫をカラスにやられてしまった猫が現れて、3姉妹を育ててくれました。

それが、川の白黒ちゃんです。

3姉妹は、川の自分のテリトリーに別々にいますが、白ちゃんは、いつまでも白黒ちゃんと一緒にいました。

人懐こい白ちゃんと白黒ちゃんは、川のアイドル的存在になり、餌をくれる人も多く、可愛がられています。

私もたまにしか行かないけれど、覚えているのか、口笛をふくと、遠くからでも走って出てきて、ゴロンゴロン挨拶をしてくれていました。

あまりにも、無防備に人によってくるので、一度、川に投げ捨てられました。

古いタイヤを投げて、川に上がれるようにし、助け出した事もあります。

そんな白黒ちゃんは、川のアイドルでしたが、私にとっては特別な子です。

（白黒ちゃんがいません）と連絡をうけてから1か月。　時間があれば探しに行きましたが、見当たりません。

近くの会社の中庭で、猫が死んでいた・・・・という話しを聞いて、白黒ちゃんは、そこで亡くなった・・・と思いました。

可愛がる人ばかりでなく、いじめる人もいた川で、白黒ちゃんは、人を嫌いにならず・・・推定5歳の生涯を閉じたようです。

白黒ちゃん、有難う。　

 

3兄弟の幸せ

毎日が、時間との闘いのように過ぎていますが、亡くなったりんちゃんのケージは、まだ空いたままです。　まだそこにいるような気がして、覗いてしまいます。

前回の譲渡会では5匹に里親さんが決まったのですが、実は、譲渡会の後、すぐにみどりちゃんのお見合いがあり、とんとん拍子にお話しがまとまり、今日は、お届けしてきました。

里親さんの決まった、むらさき君、

一緒のお家に行く、もえぎちゃん

みどりちゃんは、3兄弟。　一人残るのかと思っていただけに、良かったです。

先住猫ちゃんがお出迎えしてくれ、ケージの前でじっと待っています。

出ておいでよ～　遊ぼうよ～　と言ってくれているのがわかります。

もう1匹の先住ちゃんが、お決まりのシャ～で挨拶。　それもすぐおさまったので、みどりちゃんが受け入れられるのも、早そうです。

手作りのキャットウォークもあり、タワーもあり、楽しそうです。

保護して、いきなりのインターキャットに始まり、風邪も長引いたけど、なんとか、里親さんに、命のバトンを渡せたような気がします。

みどりちゃん、幸せにね。