美咲ちゃんちの投稿記録

保育士と3人の育児と中国新聞天風録川柳、ヤングスポットへのコメント、イクちゃんブロガーの取材、3世代新聞投稿の記録

詩「どこに行けば」

2016-06-15 14:44:51 | 
詩「どこに行けば」

どこに行けば会えますか

どうすれば話ができますか

どうしたらいいですか

空に向かって

問いかけた

すると

隣の家の屋根に

しらさぎが舞い降りてきた

しばらくこちらをみつめ

静かに空高く舞い上がっていく

「大丈夫、大丈夫」と羽ばたいていった

あるときは

あたたかな日差しとなり

包み込んでくれる

あるときは

幸運の女神となり

導いてくれる

私は生かされている

時の流れに身をゆだね

静かに

目を閉じて

深く息を吸い込み

生かされている幸せを感じ

ゆっくり一歩ずつ確実に

下を向いて歩いていく

(評)問いかけの相手は、神のような大きな存在かもしれないし、亡くなった人かもしれない。地上と空を行き来する白い鳥は霊魂を運ぶものであり、天使のイメージでもある。詩の主人公は重荷を背負っているのだろうか。下を向いているが、その姿勢でも懸命に進んでいる。

2012年3月26日 中国新聞中国詩壇掲載 野木京子・選 みいちゃんママ


以前私が書いた詩です。

読んでくださりありがとうございます。

それが2回目に書いた詩でした。

中国詩壇は中国新聞の毎週月曜日に1つだけ掲載される詩です。

1回目のチャレンジは「空飛ぶピアノ」というような詩を書いて送ってみました。

この作品は涙を流しながら書いてみた詩です。

中国新聞の広場欄によく掲載されていた方の詩が掲載され、感動して、また中国新聞の投稿で知り合った方の詩も掲載されたので、私もがんばって書いてみました。

それから詩をときどき書くようになりました。

それまでは全く詩を書いたことがありませんでした。

詩は心を揺さぶられた時に書くということを聞きましたが、投稿文も同じだと思います。

特に中国新聞の「こだま」欄は年に1回の掲載になるので、涙を流して書くくらいのことでないと掲載されませんでした。

それか、一回書いた文章を何度も自分でも読んでみたいと思うような文章でないと掲載されません。

もう2度と読みたくないと思うような文章はみなさんも読みたくないと思います。

詩のいいところは真実は分からないという謎めいたところだと思います。

だからこそ涙を流しながら書けるのではないかなと思います。




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