13日付広場欄のヤングスポット、高本隆真君の「元気になるあいさつ」を読んだ。
中学校で校長先生が「学校に来る時、帰る時、地域の人に自分からあいさつしよう」と話されて、それを実践していくうちに自分からあいさつをしたら、相手の方から優しい気持ちがもらえることが分かった、と書いている。
私たちが子どもの頃は笑顔とあいさつは厳しくしつけられていた。今では道で出会う子どもからそれを期待することは難しくなってしまった。
だまされない注意は必要だが、人を見たら悪い人と疑い、なるべく避けるようにと教えることには賛成できない。
本来、子どもは活発で危ないこともする。先生や保護者だけで見守ることは無理だと思う。地域の人や、道で出会う人たちの支えが必要だ。
老人には長年生きてきて得た経験と知恵、それに暇がある。それを役立てさせてほしい。
それには、笑顔とあいさつをもらえば十分。事故や犯罪から、子どもを社会全体で守るという意識が大切だと思う。
中国新聞広場掲載 みさきっすじいじ(74歳)
中学校で校長先生が「学校に来る時、帰る時、地域の人に自分からあいさつしよう」と話されて、それを実践していくうちに自分からあいさつをしたら、相手の方から優しい気持ちがもらえることが分かった、と書いている。
私たちが子どもの頃は笑顔とあいさつは厳しくしつけられていた。今では道で出会う子どもからそれを期待することは難しくなってしまった。
だまされない注意は必要だが、人を見たら悪い人と疑い、なるべく避けるようにと教えることには賛成できない。
本来、子どもは活発で危ないこともする。先生や保護者だけで見守ることは無理だと思う。地域の人や、道で出会う人たちの支えが必要だ。
老人には長年生きてきて得た経験と知恵、それに暇がある。それを役立てさせてほしい。
それには、笑顔とあいさつをもらえば十分。事故や犯罪から、子どもを社会全体で守るという意識が大切だと思う。
中国新聞広場掲載 みさきっすじいじ(74歳)