私のメルボルンライフ

メルボルンでの移住生活をのんびりと綴っています。

出産レポート【陣痛に至るまで】

2009-07-04 | オーストラリアで妊娠・出産

誕生報告ではたくさんのお祝いメッセージを頂き、本当に本当にありがとうございます。とても励みになります!
現在産後1週間が過ぎ、自分の身体の回復と、お腹をすかせたベイベーへのお世話の毎日で、お返事が遅くなってますが、のんびりと見にきて頂ければ嬉しいです。




さて、出産レポートを…日に日にリアルな記憶が薄れてしまう前に。

38週時点でもういつ出てきてもOKのお墨付きをもらった後、もう毎晩ドキドキの日々。
今思うとまだまだこんなんじゃ序の口でした。

予定日1週間前。さすがに歩くことさえも儘ならなくなってきてしまいました。夜も明け方まで眠れず、たぶん2・3時間睡眠だったと思います。

身体が動けないので精神的にもイライラするし、あの時はもう普通に歩いて、普通に外出して、普通に眠れてを、家の中で悶々と切に願っていました。

予定日にもなんの変化も起こらず…その翌日は定期検診の為クリニックへ出掛けると今回から内診もあり、産道は柔らかくなってくるけど、まだ子宮口は開いてないそう。

一般的に予定日を2週間以上過ぎると胎盤の働きが悪くなり、赤ちゃんに酸素や栄養が届かなくなる為、私の場合予定日を過ぎた頃から心なしか胎動が鈍くなってきているようだったので、次の日から2日おきに赤ちゃんの心音のモニターチェックに行くことになりました。

このモニターチェックは30分程リクライニングチェアーに横になって、お腹の2箇所にモニターをつけます。赤ちゃんも元気で順調でした。

予定日1週間過ぎた検診では子宮口が指2本分開いていて、赤ちゃんの頭も下がってきているそう。だいぶ刺激を与えてくれたようで、うまくいけば48時間以内に破水するでしょう。とのことでだいぶ期待満々!家に帰ってからかなり辛かったけど少しでも動いた方が良いし、母も来ていることだし、この日はとても天気が良かったので【スカイハイ~メルボルンが一望できます】へ。

この時前駆陣痛だったのか行き帰りの車の中で30分に1回はかなりの痛みを感じていたのです。「おぉぉ~今夜こそくるか!」と不安が募りました。

しかし、家に帰って落ち着くと痛みも過ぎ去り、翌日また普通に夜が明けました。

さて、4回目のモニターチェック。この時は規則的に前駆陣痛もきているようでしたが、私自身はあまり感じることなく、ここまでくると自然に陣痛が起こりそうもないような気がしていました。

48時間以内に何も起こらない場合は、【人口破水】をすることになってしまいました。

そして、当日の25日の朝。やっぱり何も起こらないまま、予定通り早朝病院へ電話をして、朝ごはんを済ませて8時に病院へ到着。

私のお産を担当してくれる助産師さんが陣痛室へ案内してくれて、今までの経緯と前回のお産の様子などと、最後に「気分はどぉ?」との質問に、私は素直に「恐い、恐い」と連発していました。この陣痛室は鉄の扉で仕切られていて、外に音がもれないようになっていました。

9時前頃、クリニックの担当ドクターが到着。ササッと着ていたコートを脱ぎ、カバンと一緒に片隅の椅子に置き、さぁそのまま開始。いつも診てもらっていたドクターなのでちょっと安心でもありました。

それでもいきなりの展開に、

「あ~人口破水って痛いのぉぉぉ~???」(心の中で必死に叫んでおりました)

助産師さんに、金属の細長い先がフックになった形状のものを指示し、いざ挿入。

なかなか上手くいかないようで何度か試していましたが、断念。痛みはほとんどなかったように記憶しています。

次にドクター「アリゲーター」と助産師さんに指示。

「ちょ、ちょっとぉぉ~アリゲーターってワニ???何よぉ~ひえぇぇぇ恐いよぉ~」(心の声は高まるばかり)

長くなってしまったので、続きはまた次回。