私のメルボルンライフ

メルボルンでの移住生活をのんびりと綴っています。

N君、ColesのCMに出ちゃった話

2023-04-13 | 初めての事

皆さま、こんにちは。

 

またまた久しぶりになってしまいました。

 

ここメルボルンはすっかり秋模様…🍁

 

『秋』と言うと

 

「三温四寒」と言えるでしょうか。一雨ごとに気温が下がり深まる秋。

 

朝晩はだいぶ冷え込みますが、天気の良い日は青空が広がり清々しい。

 

あっという間に夏時間通常時間、イースター休暇も終わりましたね。

 

私はというとまだまだ暑い夏の最中、ターム1から慌ただしくはじまった学校での仕事もスクールホリデーで先週末から小休止。

 

普段は、日中仕事に出掛けていると、家事や子供関係など日々のルーティーンに追われる毎日で最低限のことしかできないのですが

 

まとめて2週間お休みがあると、なかなかできなかった(ただ面倒でやっていなかった)ことをこの期間で片付けています。

 

さて、また前置きが長くなりました。

 

うちの兄弟は4歳差なのですが、前回の”おまけ”で載せた猫たちのように割と仲が良く、家にいる時は映画を観たり、バックヤードでバスケットボールの練習やキャッチボール、それぞれの部屋でおしゃべりをしていたりとなんだかんだ一緒に過ごしていることが多い。

 

上の子の16歳の記念にフォトグラファーに撮ってもらった時の撮影を見て、今度は下の子が

 

『僕も色々なチャンスが欲しい』と、なんでもお兄ちゃんの真似をしたがるお年頃なのか、そんなことを言い出しました。

 

もちろん、本人がやりたいことを自ら率先してやるならば、人生一度きり、それもティーンの時期に様々な経験をすることは今後の社会生活にも繋がっていくので良いことではないかと思います。

 

と言うことで下の子、あるエージェンシーに写真を撮ってもらったのですが、昨年もそろそろ終わる頃、アジア系の人材を使ったColesのCMの話があり、ダメ元で指定された宣材写真を送り、自己紹介を動画にするセルフオーディションにチャレンジ!

 

Coles Supermarkets Australia Pty Ltdは、オーストラリアのスーパーマーケット、小売、消費者サービスチェーンで、メルボルンに本社を置き、Coles Groupの一部である。

 

審査は無事通過し、当日初めてのことで不安と緊張の中撮影現場に向かいました。

 

事前に衣装のサイズ確認や、まだあの頃はCovidの制約もあり、学校にも連絡をするらしく慌ただしかったのを覚えています。

 

現場は、とある住宅街の一角で撮影のためその家を貸し切っているようでした。

 

到着すると、辺りは機材を載せた車両や、ヘアメイク・衣装に着替える車両の数々で騒然とした雰囲気。

 

主にはColes食材のCMなので、その場で調理する場所や、ケータリングのテント、スナックや飲み物の設置場所もあり本格的。

 

プロっぽい出立ちの全身黒のスタッフや監督・撮影・照明・ヘアメイク・Colesの宣伝担当者…総勢50名くらい。

 

下の子、数十人の黒服に囲まれ緊張の極み。で何回かオージー女性監督に『もっとポジティブな雰囲気で!』とダメ出しもされていました。

 

設定は、ある日の午後…家族で明るい日差しの中食卓を囲み楽しそうに団欒をしているシーン。その後食材がクローズアップされます。

 

おばあちゃん役、お父さん役、お母さん役、叔母さん役、妹、そして本人。

 

『3(スリー)・2(トゥー)・1(ワン)…アクション!』の掛け声がかかりそれぞれが動き出します。

 

子供役2人以外は役者さんらしく場慣れしていて、周りに助けられていた感じでした。

 

しかもほんの数分のシーンに何テイクもかかり、食材撮影の時間もあって各シーン毎の待ち時間が長い!

 

朝早くから始まった撮影も、午前中に2つのシーン、ケータリングの昼食を挟んで、午後もあるのかと待っていたら、一応時間でギャランティを出してくれる関係もあるのか待機のみで、特に撮影はなく3時ごろ帰路につきました。

 

私はというと、撮影中たまにチラッチラッとこちらを見る下の子へジェスチャーで頑張れ!の合図や、昼食はしっかりデザート付きケータリングでの食事をいただき、主にはそれぞれのシーン撮影の付き添いでした。

 

何はともあれ初の体験、13歳KID頑張りました。

 

最近オンエアになったようで、もしチラリとご覧になった方は是非応援をよろしくお願いします。

 

撮影のバックシーン

        

 

それではまた〜



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