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365kimono なきゃつくる料理

いのちを支えるスープ

2009-03-05 06:18:16 | なきゃつくる 料理 cooking

あなたのために 辰巳芳子

大人になってから以降、私に一番はじめにキモノについて、

「carmenちゃんの腕の長さにあうキモノはあるのよ」「carmenちゃんなら、現代モノも古典柄も着こなせそう」

とおっしゃってくださった某先輩。この二言がなければ、私はキモノを羽織ることすら拒絶の人生で終わったと思います。

「じゃあ目標5年以内で!」

として、本当に5年以内に計らずとも実現してしまったマイサイズキモノ及び手探りキモノライフ。

 

その先輩から突然のプレゼントにこの本を送っていただきました。

表紙、そして、中の雰囲気からして、ビギナーがことのついでにみる類ではなく、

ここまでできたら専門店がだせるのハイレベル。

まだ段ボールが残ってる我が家でみたらいけない本!?

はい、冷静な頭を使って見てみましょう・・・・

 

 

なんと、材料のクオリティまで指定してあります。おいしいを追求すればそれが本来のレシピというものだろう。2日目の刺身の味は違うもの!!

少しそれますが、私がパトリスジュリアン氏のレシピ本で感動したのは、この料理にあう、ワイン(産地・種類)とBGM、ものによってはあうルクルーゼ鍋(カラー・形)にテーブルセッティングまでを掲載しているところ。これらすべても、料理をおいしくする重要な要素であるのは確か!ワイン知識ない私にも、豚にはコートデュローヌの赤、みたいな、味のハーモニーの基本知識に、なるほど、と覚えました。

話は戻って、本をさっとみると、魚のスープの取りかたは日本の潮汁の方法が一番おいしい、という内容をみつけました。

それ以上読む時間もなかったけど、

刺身用アジ~3匹330円を買ってた私は・・・珍しく、刺身も団子もやめて、潮汁にしました。

アラ、中骨だけでしかつくったことなかったので・・・こうすると身がたくさんたべられてさらにおいしい!そしてやっぱり、おいしいスープ!

その勢いづいて、残りの二匹は一夜干し行き~ 先日ホームセンターで干し網を買っておいたので、出番です。一夜干しは刺身用でつくるのが一番おいしいそうで、まあ当たり前だけど!そして前にめんたまさんに大量にいただいた時つくった釣りたてアジを一夜干し、それでつくったマリネが、揚げるマリネとまたちがっておいしかったもんで!!

 

私のいままでの洋スープづくりはパトリスジュリアン氏の鳥スープと牛スープばかり。

辰巳先生の手順は~いまから楽しみに読むことにします♪

先輩、あたたかいスープをありがとうございます

大事に読んで勉強します!!

 

 

 

 

 

 

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7 Comments

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わぁ (かのこ)
2009-03-07 09:46:36
こんなにフューチャーされて、恥ずかしいわ。
本は自分では随分前から持ってたのだけど、突如、スープ好きであろうcarmenちゃんにも見せたくなったのです。内容も見ごたえ十分だけど、経験に裏付けされた力強い文章も私は好き。とはいえ、なかなかその通りは実践できず、具材の取り合わせとか、梅干し入れるとか、ちょこっとだけ真似してみたりしてマス。楽しく作って美味しいもん食べて、元気もりもり~でいこうね。
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追伸 (かのこ)
2009-03-07 10:02:30
で、carmenちゃんの着物ライフをそんなに後押ししたとは、自覚なかったわ。着物談義した頃にはすでに自分で上手に着れるようになってたように思うし。。。もう、知識も経験もcarmenちゃんに教わることの方が多いよね。 私の着物ライフを強力に後押ししたのはなんだったかなと思いだすと、偶然本屋さんで立ち読みした「アミサンノキモノ」という本でした。本は新版になってて内容変わってるのかもしれないし、HPは引越し準備中で見れなくなってたけど、着物の修繕の話とかもあったように思うので、また見れるようになったらみてみてー。(もう知ってたかな)
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この本 (めんたま)
2009-03-07 21:10:25
読んだことはないのですが、以前NHKで辰巳さんを特集していた時に「すご~い!!」と感動しました。
私はすぐにハマっちゃう人間なので、この本を買ったら、ずーっとスープ作りしちゃいそう

マリネに限らず、かる~く塩干ししたものはどんな調理をしても味が良くなる気がします。

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かのこさま (carmen)
2009-03-07 22:31:09
それです!アミさん!!
私は普段キモノに入る前、アミさんのHPにヒットして、子育てライフにはたとえポリでもキモノを着ることで潤いが生まれたこと、幼児相手では理想的な着方をしたところで、必ず着崩れが発生すること。銘仙の魅力。そしてキモノを日常着ることに受ける視線。そういった数々のことを学びました。

それみて思ったんですよね~子供が生まれることになってもキモノというおしゃれを楽しめるようになっておきたいなぁ、と。

そして妊婦時代に、きくちいまさんに声かけてもらって、キモノ授乳する覚悟を決めて、実現させ、いまに至る、というかんじです。

修繕の話はまだみていないです。伊勢崎銘仙復刻プランのお話とか、大人用浴衣の柄で子供用をつくったら素敵だった、とか、子供着物の揚げの方法がわからない、とか、そこらへんの話題までなら覚えていますが・・・
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スープ (carmen)
2009-03-07 22:42:31
<かのこさま
スープ、はあさりのクラムチャウダー、バーミックスで簡単野菜ボタージュ、ガスパチョ、ポトフ、あたりをよくつくります。
おおよその黄金ルールはみえつつも、やはりたまに外したりするときのちっちゃな疑問は山のようにあるわけで・・・・なんだかこの本をちゃんと読めば解決できそうで楽しみです~

しっかし、今私は着付けについて頭が占領されていて・・・・そちらについてはじかにお電話でお話ししたいくらいです。。。。ウール今日送りました!!

<めんたまさま
わかりますわ!あなたなら絶対に凝る!!!
いいかえるとめんたまさんほどの調理力の高い人が面白くなってしまう本だと思います!
ぜひどこかでお手にとってご覧くださいな!


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アミサンノキモノ (おきく)
2009-03-08 02:43:08
私も着物始めた頃、よく見てました。ことほさんのブログなんかも。着物に対する垣根がすごく低くなったように思ったものです。
スープはいつも同じものばかりで…お澄ましとか潮汁とかゎ和のスープは最近とても気になってます。
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アミサンノキモノ (かのこ)
2009-03-09 10:01:53
やっぱり皆さんご存知でしたね。
HPはもう長いこと見てなかったもので、修繕の話は、私の思い違いかもしれないわ。
着付け、私でわかることであればお答えしますので電話でもメールでも。
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