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三びきのやぎのがらがらどん

2017-01-08 22:34:51 | えいごとにほんごのおはなしかい

三びきのやぎのがらがらどんは、わたしの生まれ年に出版だというのに、娘を生むまで開いたことがなかった。図書館で日本語版借りた日から3日連続娘に読みきかせすると、3日目の晩、2歳の娘がわたしと全く同じスピードでおはなしを全部言えたんです。絵と物語、ことば選びのすべてが秀逸だと、こんなミラクルが起きると、目の当たりにしたわたしは、「やばい、いますぐ英語版読まなきゃ!」
結果3日とはいかなかったけど、娘の英語版マスターも早かった!
その、思い出のお話で、わが子の読み聞かせの最多ストーリーがこれで、一番氣合がはいってるお話かもしれない。
ちなみに、おはなしかい、でこれを読むと、かなりのかたが、「面白かったので帰りに買って(借りて)かえりました!」といわれますが、同時に「でも、家じゃ、あんまりおもしろくなくて、え?ってなったんですよ。」英語も氣合いれてますが、実は日本語のほうに氣合かなり入れ込んで読んでます。福音館書店からの出版ですが、松居直氏がマーシャブラウン氏にきかれたそうです。なぜ本国アメリカよりも日本のほうが売り上げ高いのか?と。せたていじさんの日本語選びの秀逸さが、絵本の価値を日本語においてさらに高めたということでしょう。娘が2日(2回)で覚えられてしまった、そんなミラクルワードの日本語。この伝達力を持つ言葉を無視して、英語だけ食いつこうとするなんて、あまりに勿体ない。日本語がつかえる、日本人をそだてるのに。反対で、日本語の力をつかって、英語音の塊を、覚えてしまえばいいだけなのだ。文法解説力なんて、受験戦争のほんの一瞬だけ求められる力で、そんな分解力よりも、音の塊で、状況別にどんな言い回し=音の塊があるか、それを、思い出しやすいほうが、はるかに英語力がつくってもの。そこまでも、そのすべてを思ってわたしは毎度この本を読んでます。

https://www.youtube.com/watch?v=WicqJqhROw8&t=21s
 

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