今日の面影!

日々の生活の中で見落とし、忘れてしまう”物・場所・景色・一瞬”に出会った時、1日1枚と限定して掲載して行くサイトです。

オーストリア旅行 4日目

2009-01-19 23:55:30 | 

 

オーストラリア早くも4日目、今日はザルツブルグ中央駅からウイーンへ列車を使い移動します。

10:50、テックアウトをして、ザルツブルグ中央駅に向かいました。

ザルツブルグ中央駅は欧州の歴史有る駅の風情、日本では考えられないですが、改札は有りません。

「Aゾーン、21両目」

チケットにはそう書いてありますが、初めての海外長距離列車の旅、ましてやドイツ語での説明

”何処が1等席?。”
”何処がAゾーン?。”
”何処が21両目?。”

4人の想像力を膨らませて、想像して、アンテナをフルに張って、ホームの場所を特定していきます。

「3番ホームは?。」
「此処。」
「Aゾーンは?。」
「あっちにA?、こっちにa?、あそこにb?、そこにc?。」
「21両目は?。」
「日本で考えると、東京駅の逆側が1両目?。」
「どっちが、北?。」
「太陽がこっちだから、北は・・・!、こっち!、左手。」

4人の考えをまとめた場所は、右側を進行する列車の前の方が21両目で1等席。
待つ場所を移動してみると、そこには白地に青の大文字のAの文字もありました。周りに立っている人の姿を見ても、後ろの方で待たれていた方々とは明らかにつがう風貌に
”ここだ!。”
確信しました。

11:32、初列車の発車予定時刻は過ぎても、列車は来ません。
11:37、5分過ぎても来ません。
電光掲示板をよく見ていると、数字の7だけが読み取れます。
”数字は全世界共通だ、すごいな数字。”
11:40過ぎ、列車が到着して、車内に乗り込みました。
初めての海外列車、初めての1等席、広い革張りの席でした。
初めての列車の感覚は、走りは静かで、引っ張られる感覚が有ります。

街から、酪農地帯を抜けて、快走する列車の旅、あっという間の2時間弱の旅でした。

到着したウイーン西駅、改装中の駅で全貌は見ることは出来ませんが、欧州の終着駅、続きが有りません。

チャックイン後は、初めてのウイーンです。ここウイーンでも72時間乗り放題のウイーンカード(18.50ユーロ)がお得、ウイーン西駅の[i]にて聞くと、目の前のブースで購入が出来ました。
初めてのウイーン、全てが芸術に見える町並み、すばらしい景観です。

”自然史博物館”
”美術博物館”
”ミュージアムクォーター”
”モーツワルト像”
”ゲーテ像”
”国立オペラ座”
”シュテファン寺院”

”すばらしい!。”

初めての芸術の街で、久しぶりに見る絵画

”すばらしい!。”

昔は一切感じなかった
絵画の奥行き
絵画の表現力
絵画の魅力
絵画のすばらしさ
若い頃は感じることの出来
画家の性格
画家の感覚
画家の繊細さ
画家のすごさ
そんな感覚がふつふつと沸いて来る、すばらし絵画、すばらしい街です。

ウイーン初日、4時間程の散策では有りましたが、何もかもが刺激的な、何もかもが魅力的に感じるすばらしい時間でした。

 

今日の食事

朝食:Austria Trend Hotel Europa Salzburg(オイローパ)
ブッフェ

昼食:無し

夕食:ツヴェルフ・アポステルケルー
ウイーンの居酒屋、ガイドブックに書いてあるとは言え、なかなか入りづらい外観です。しかし、地下に下る階段を降りていくと気のよさそうなおばあちゃんが出迎えてくれます。更に下、地下に店舗が広がっています。入り口脇に案内されました。
ビア、食べ物を食べて、落ち着いた所で奥の散策に行きました。奥は広く、地下2階も有る、巨大なスペース、ざっと見ても100人以上は入れる大型店です。奥の方には、サラリーマン風の日本人グループと、観光客風の日本人グループの姿が有りました。
バイオリンとアコーディオンの演奏がテーブルを回っています。我々の席に来た時は、日本から来た事を知ると、日本の音楽を4曲ほど演奏してくれました。チップは10ユーロ、バイオリンの弦に10ユーロ挟んで有りました。
料理の量は多く、単調な味に少し飽きが来てしまいました。

「茹でたタン、ローストポーク、サラミ、チーズの盛り合わせ。」
茹でたタンは、かすかに感じる塩味、塩を掛けてあると言うよりも、塩のお湯で茹でている位の塩分です。ローストポークはしっかりとした味付けで、脂身の旨み、肉の旨みを楽しめます。サラミは、日本の物とは全く違い、柔らかくて美味しいです。チーズも風味豊かで美味しいです。しかし、これも量が多く、単調な味付けに4人グループの私達でも少し飽きが来ました。
「豚肉の塩漬け」
塩漬けと言っても、決してしょっぱくは無く、私にはうれしい味付けです。たっぷりの西洋わさびを挟んで食べます。しかし、これも量が多く、単調な味付けに4人グループの私達でも少し飽きが来ました。
「コンソメのスープ」
一昨日、スキー場で食べたコンソメのヌードルと全く同じですが、味は店舗である、この店の方が格段に美味しいです。
「パン」
典型的なこちらのパン、安心出来る美味しさです。
「リンゴのクレープ」
酸味の有るリンゴジャムをクレープ生地で包んだデザート、これは好き!。
「パイ」
甘みが強いパイ、私には少しきついです。
「ビア×6」
うまいに決まってます。
「ワイン×5」
この店のワインもレベルが高いです。

 

撮影・”RICHOH GR DIGTAL + GW-1”

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オーストリア旅行 3日目

2009-01-19 23:37:04 | 

 

オーストリア 3日目 ”Zell am see”

スキーです。
オーストリアでスキーです。

日本の観光会社でスキーツアーの予約を入れる事は出来ると思いますが、私達は前日、街の[i]でスキーバスの予約を入れました。(往復13ユーロ)

8:30、ミラベル広場バス停を出発です。
今日のツアーガイドの奥さんは日本人、日本でも教員の経験を持つ、日本人には心強いガイドさんです。
車中では、ガイドさんの英語で注意事項、リフト券代の集金(50ユーロ:帰りにICチップ入りのチケットを返還すると10ユール帰ってきます。)が有ります。車窓は、街から渓谷へ、ぞくぞくするような山の間を走り、気温もどんどん下がっていく気がします。走ること80分、スキー場”Zell am see”に到着です。
”寒い!。”
レンタルスキーを借ります。(約37?ユーロ)

10:40、いよいよです。

目指すは山頂、ガイドさんがお勧めしていた、山頂からの裏斜面です。

昇るリフト
つらがる尾根
雄大なアルプス山脈

”広い!。”
”でかい!。”

壮観です。

雪はパウダーと言うよりザラメ場の雪です。

”景観最高!”
”滑り最高!”
”来てよかった!”

楽しい時間が過ぎるのは早いもの、ランチを取り、山頂から一本滑ると既に14時を過ぎました。
”下りますか!。”
後ろ髪を引かれましたが、私達は下りに入りました。

早めにスキーを切り上げて”Zell am see”の街の散策をしました。
地元では夏の避暑地で楽しまれている”Zell am see”冬のスキーシーズンは閑散期です。店のほとんどはしまっていました。

ほぼ満席のスキーバス、日本人スキー客は、私達を含めて3組、13人程でした。

”海外スキー最高!。”

そんな一日でした。

 

今日の食事

朝食:Austria Trend Hotel Europa Salzburg(ホテル オイローパ)
ホテルのブッフェ

昼食:Breiteckalm
スキー場のレストラン、好きな物を取り、最後にレジにて精算、日本のスキー場と同じスタイルです。
ビア・サラダバー(小)・パン・ヌードル(約11ユーロ)
ボリュームたっぷりのメインも有りますが、軽くするためにメインは選びませんでした。しゃきしゃきのサラダにごまのドレッシングが美味しかったです。

夕食:百楽酒楼(中華料理)
日曜日はスーパ、レストランは至る所で定休日です。
”ホテルのレストランはやってるでしょ!。”
しかし日曜日、私達の宿泊しているホテル オイローパのレストランもお休みでした。
そこで、近場で営業していて暖かい物が食べられる所と言うことで、中華料理店になりました。

「春巻き」
幅2cm×長さ5cm程と小さめの春巻きです。揚げ方は良いのですが、微妙な具材です。
「餃子」
茹でた後に焼いている感じの餃子、ぷりぷり皮に鶏ベースの具材、これは美味しいです。
「酢豚」
ごろごろと入る揚げた豚肉に対して、細かめに切られた野菜、パイナップル、味と言うより微妙な食感です。
「野菜炒め」
寒い地、野菜が貴重なのか、取りづらい位に細かいです。味も微妙です。
「焼きそば」
細かく切られた野菜に、極細の麺、焼きそばと言うよりも焼きビーフンに近いです。
「鶏肉湯麺」
微妙な鶏肉湯麺、今日のらぁめんをご覧ください。

食材の少ない寒い地で、出来る限りの本場中華料理に似せている、日本人にとっては安心できる店です。

決して日本の味を求めてはいけません。

 

今日のらぁめん

”Breiteckalm”

「コンソメのヌードル」(約4ユーロ)

日本のらぁめんとは明らかに違うヌードルです。
3cm程のパスタ風の極細麺に、同じくらいのサイズに切られたクレープ風の小麦の焼き物、日本で言う揚げかすを乗せてコンソメスープを掛けます。
脂分は多めに浮いていますが、あっさりのコンソメスープ。
2種類の食感を楽しめる、もちもちの細麺、しかし麺を食べていると言うよりも、スープを引き立てる具材を食べている感じのヌードルです。

(詳しくは、”ちょっと らぁめん”をご覧下さい。)

 

”百楽酒楼”

「鶏肉湯麺」(8ユーロ)

日本で言う街の中華料理店では無く、オーストリアの本格中華料理店です。
澄んだ塩スープに細ストレート麺、たっぷりの鶏の胸肉の蒸し鶏が乗っています。見た目は良いです。
スープは野菜の甘みが全面に感じるあっさり鶏スープ(?)です。
麺は生麺では無く、乾麺の中華麺、以前香港で購入した物に味、食感が似ています。
”ん~~~!。”
”こんなもんでしょ!。”

(詳しくは、”ちょっと らぁめん”をご覧下さい。)

 

撮影・”OLYMPUS μ720SW”

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