オーストラリア早くも4日目、今日はザルツブルグ中央駅からウイーンへ列車を使い移動します。
10:50、テックアウトをして、ザルツブルグ中央駅に向かいました。
ザルツブルグ中央駅は欧州の歴史有る駅の風情、日本では考えられないですが、改札は有りません。
「Aゾーン、21両目」
チケットにはそう書いてありますが、初めての海外長距離列車の旅、ましてやドイツ語での説明
”何処が1等席?。”
”何処がAゾーン?。”
”何処が21両目?。”
4人の想像力を膨らませて、想像して、アンテナをフルに張って、ホームの場所を特定していきます。
「3番ホームは?。」
「此処。」
「Aゾーンは?。」
「あっちにA?、こっちにa?、あそこにb?、そこにc?。」
「21両目は?。」
「日本で考えると、東京駅の逆側が1両目?。」
「どっちが、北?。」
「太陽がこっちだから、北は・・・!、こっち!、左手。」
4人の考えをまとめた場所は、右側を進行する列車の前の方が21両目で1等席。
待つ場所を移動してみると、そこには白地に青の大文字のAの文字もありました。周りに立っている人の姿を見ても、後ろの方で待たれていた方々とは明らかにつがう風貌に
”ここだ!。”
確信しました。
11:32、初列車の発車予定時刻は過ぎても、列車は来ません。
11:37、5分過ぎても来ません。
電光掲示板をよく見ていると、数字の7だけが読み取れます。
”数字は全世界共通だ、すごいな数字。”
11:40過ぎ、列車が到着して、車内に乗り込みました。
初めての海外列車、初めての1等席、広い革張りの席でした。
初めての列車の感覚は、走りは静かで、引っ張られる感覚が有ります。
街から、酪農地帯を抜けて、快走する列車の旅、あっという間の2時間弱の旅でした。
到着したウイーン西駅、改装中の駅で全貌は見ることは出来ませんが、欧州の終着駅、続きが有りません。
チャックイン後は、初めてのウイーンです。ここウイーンでも72時間乗り放題のウイーンカード(18.50ユーロ)がお得、ウイーン西駅の[i]にて聞くと、目の前のブースで購入が出来ました。
初めてのウイーン、全てが芸術に見える町並み、すばらしい景観です。
”自然史博物館”
”美術博物館”
”ミュージアムクォーター”
”モーツワルト像”
”ゲーテ像”
”国立オペラ座”
”シュテファン寺院”
”すばらしい!。”
初めての芸術の街で、久しぶりに見る絵画
”すばらしい!。”
昔は一切感じなかった
絵画の奥行き
絵画の表現力
絵画の魅力
絵画のすばらしさ
若い頃は感じることの出来
画家の性格
画家の感覚
画家の繊細さ
画家のすごさ
そんな感覚がふつふつと沸いて来る、すばらし絵画、すばらしい街です。
ウイーン初日、4時間程の散策では有りましたが、何もかもが刺激的な、何もかもが魅力的に感じるすばらしい時間でした。
今日の食事
朝食:Austria Trend Hotel Europa Salzburg(オイローパ)
ブッフェ
昼食:無し
夕食:ツヴェルフ・アポステルケルー
ウイーンの居酒屋、ガイドブックに書いてあるとは言え、なかなか入りづらい外観です。しかし、地下に下る階段を降りていくと気のよさそうなおばあちゃんが出迎えてくれます。更に下、地下に店舗が広がっています。入り口脇に案内されました。
ビア、食べ物を食べて、落ち着いた所で奥の散策に行きました。奥は広く、地下2階も有る、巨大なスペース、ざっと見ても100人以上は入れる大型店です。奥の方には、サラリーマン風の日本人グループと、観光客風の日本人グループの姿が有りました。
バイオリンとアコーディオンの演奏がテーブルを回っています。我々の席に来た時は、日本から来た事を知ると、日本の音楽を4曲ほど演奏してくれました。チップは10ユーロ、バイオリンの弦に10ユーロ挟んで有りました。
料理の量は多く、単調な味に少し飽きが来てしまいました。
「茹でたタン、ローストポーク、サラミ、チーズの盛り合わせ。」
茹でたタンは、かすかに感じる塩味、塩を掛けてあると言うよりも、塩のお湯で茹でている位の塩分です。ローストポークはしっかりとした味付けで、脂身の旨み、肉の旨みを楽しめます。サラミは、日本の物とは全く違い、柔らかくて美味しいです。チーズも風味豊かで美味しいです。しかし、これも量が多く、単調な味付けに4人グループの私達でも少し飽きが来ました。
「豚肉の塩漬け」
塩漬けと言っても、決してしょっぱくは無く、私にはうれしい味付けです。たっぷりの西洋わさびを挟んで食べます。しかし、これも量が多く、単調な味付けに4人グループの私達でも少し飽きが来ました。
「コンソメのスープ」
一昨日、スキー場で食べたコンソメのヌードルと全く同じですが、味は店舗である、この店の方が格段に美味しいです。
「パン」
典型的なこちらのパン、安心出来る美味しさです。
「リンゴのクレープ」
酸味の有るリンゴジャムをクレープ生地で包んだデザート、これは好き!。
「パイ」
甘みが強いパイ、私には少しきついです。
「ビア×6」
うまいに決まってます。
「ワイン×5」
この店のワインもレベルが高いです。
撮影・”RICHOH GR DIGTAL + GW-1”