つまらない贅沢、拒否！

　きょうの会議も長かった。中身の割りに。結局、帰宅はいつも通りの午後１１時半。

　１２時間から１４時間の勤務が常態化してしまった。息子と過ごす時間がほしい私には、残念な環境である。

　時間のかかる仕事が大変だと言っているのではない。もっと時間のかかる仕事はいくらでも経験した。ただ、意味のないことに時間を割くのは苦痛だと、改めて感じている。


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　来月の報告書を作らなくてはいけない、報告書のために実績を作らなくてはいけない、などというのは、組織に居ついた寄生虫の「食いつぶし」の発想である。貧困である。第一、やってて「つまらない」だろう。


　大局的な視座からの判断を大切にしなければ、結局は全体が滅ぶのではないかと思う。唐突に。


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　杞憂のまま終わってくれればよいが、アメリカからの余波は一定の深刻さをもっていると思う。サブプライムローンショックは、日本経済の根底までにも波及するだろう。

　もはや国は個々を守る能力はないと思う。自分は自分で守らなくてはいけない時代になってきた。


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　贅沢は避けたい。というか、できない、経済的に。それに、したくない。

　妻と息子を大切にできる程度の経済力と、自分のための音楽の習い事を続けられればいい。ブランド品は、もらいものも拒否している。恥ずかしいから。


　ただし、器は値段としてはちょっと高いものを使っている。


　焼き魚や煮魚でご飯を食べられて、第３のビールを平日は２缶、休日前は３缶から４缶飲めて、おつまみも食べられる生活ならば、それで十分。


　力のある器と、妻や母の料理。幸福である。贅沢は、結局、邪魔になる。