アコギおやじのあこぎな日々

初老の域に達したアコギおやじ。
日々のアコースティックな雑観

いろいろやらせたいなぁ

2008-07-08 | Weblog
 私の体調はすぐれなかったのだが、6日の日曜日、またまた息子と一緒にプールに行ってきた。


 これで3週連続。このところ、休日には私と一緒にプールに行くことが息子にとってはルーティンになってきている。妻にしても、ひとりの時間が確保できるのでありがたいらしい。


      ◇


 水遊びもだんだん板に付いてきた。


 当初から、顔に水しぶきをかぶったくらいではいちいち騒がなかったので、水に対して抵抗がなくていいなとは思っていた。が、先日は水中で体のバランスを崩して水を飲んでしまっても、足の着く状態に体を戻してから、顔を水面から上げて、余裕をもってプールの外に吐き出していた。

 メンタル面でパニックしなければ、実は深刻に危機的な状況なんてのは、なかなかならないもんだ。世の中でも、水の中でも。それを、学んでくれたら、相当にうれしい。



 大人用のプールに入ると、以前は私が少しでも離れると騒いでいたが、いまは余計なサポートをすると「さわらないで」と拒否する。


 新しい遊びとしては、プールサイドからプールの中にいる私をめがけて飛び込んでくる。これが一番のお気に入り。


 4歳児とはいえ、つまりフライングボディアタックである。

 受け止める側としては、息子の膝が腕に当たったりして結構痛いこともあるのだが、まぁ、実のところ、楽しい。



     ◇


 スイミングを習わせたいと思っている。

 かなり裏づけのない持論なのだが、私は「ヒト」は水中生活に向いた生き物だと思っている。

 ヒトは、いまだに四つ足から二足歩行に移行している進化の過渡期にあり、体はまだ二足歩行に適応しきれていない。重たい頭を支える首も、上半身と下半身のジョイントとなっている腰も、生き物としては不自然に細い。ひざも弱く、急激な衝撃を吸収しきれない。四足動物はもっとバランスよく運動していると思う。

 しかし、陸上では問題のある二足歩行のこの体も、実は前足(手)を自由に使えることを実現したことで「道具」に出遭い脳を大きくしてくれたし、さらには「手」を使うことで「文字」という「道具」まで獲得した。

 この二足歩行の体を水に入れば、大きな重力から解放されて腰や膝に負担をかけない生活ができるようになり、かつ、すでに獲得した大きな脳は、新たなスタイルの運動によってさらに大きくなれると思うのだ。

 相当に裏づけのない持論なのだが、その理論により、水泳を習わせたいと思っている。



 そもそも、母の胎内では羊水の中で10ヶ月も浮いている。

 それに、妊娠何ヶ月くらいかは忘れたが、実際にヒトの形になる前には、魚のような形の時期もある。

 母親の胎内では、子どもたちは生命の進化を劇的なスピードで再現してきた。つまり、ヒトの子どもたちは何年か前は、魚の形だったのだ。



      ◇


 しかし、一方では、一刻も早くヴァイオリンを始めなくては、とも思う。もう4歳5ヶ月。

 ヴァイオリンを弾いていて思うのだが、幼少から始めた人とそうでない人とは、決定的にボウイングが違うと思う。


 実は、4歳5ヶ月では遅いらしい。


 あっ、英会話もいよいよ本格的に取り組まなくては。



      ◇


 みんなできれば、すごく幸福な人生が歩めると思う。親としては、最良の準備をしたい。



 

 でも、である。



 なんだか、こんなことばかり考えていると、息子をすごく忙しい、不幸な子どもにしてしまいそうだなぁ。


 結局、好きなものを伸ばす。そのきっかけづくりを手伝うだけでいいんだろうな。
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