アコギおやじのあこぎな日々

初老の域に達したアコギおやじ。
日々のアコースティックな雑観

友人が独立するのだ

2008-07-05 | Weblog
 友人が会社をやめる。

 間もなく50歳。年収は1000万円を超えている。


 なぜ?


      ◇

 新たな事業を始めるという。


 半年ほど前に杯を酌み交わしたとき、自分の好きな事業を始めてみたいと、確かに話していた。事業の内容を聴き、求められるままにアイディアも提供した。

 しかし、本当にやめるとは思っていなかった。

 彼の年収は、地方では相当にいい。いや、都会でだって1000万円以上もらう会社員はそう多くはない。

 大学生にとっても人気職種。社会的にも高く評価されている。

 金に縛られるような営業職でもない。


     ◇

 「厳しいでしょうけど、楽しいでしょうね。きっと」

 一昨日、仕事先で出くわしたとき、満面の笑みで話していた。


     ◇


 私とは基準が違う。年収の問題ではなく、やりがいの問題なのだ。



 「子どもも大きくなりました。自分の仕事は、自分で価値を見出せるものを選ばなくては人生、損ですよ。思い切ってこの道を選んだんですけど、きっと後悔はしないでしょうね」


 うらやましいなぁ。金に縛られない人生って、いいよな、確かに。



      ◇

 ただ、それは人生の上級者。

 レベルの低い人間にとっては、まずは金を稼ぐこと、つまりはエサを確保するスキルが最優先に求められる。

 息子にも、まずは自力でエサを確保することから教えていきたい。最近、そんな最低限のスキルが教えられていない気がする。



      ◇


 しかし、年収1000万円超。もったいない。

 そんな低劣な話じゃないんだろうけど…。
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