アコギおやじのあこぎな日々

初老の域に達したアコギおやじ。
日々のアコースティックな雑観

運動会は勝負だ、と思う

2007-10-04 | Weblog
 息子が通っている幼稚園の運動会が14日に行われる。人生初めての運動会。「幼いうちは、勝負事はすべて勝っておけ」と思っている。人生初めての競い合いの機会で、「勝利の味」を覚えてもらいたいものだ。

 私は幼稚園から小学校までは運動会とマラソン大会は無敵だった。小中学校とも、当時県内最大級のマンモス校だった。

 中学に入ってから、種目別で敵わないヤツが出始めた。

 しかし、幼い頃から勝ち癖が付いていたおかげで、すぐに「勝ち」をあきらめる癖が付かなかったことは結果的に良かったと思う。

 負けず嫌いの気質は、男、いや女でも、リタイアするまでは世渡りに際して持っていたほうが便利だと思う。





 で、きょうは運動会の練習日。親も参加しなくてはいけない。ちょうど正午絡まりの一時間だったことと、妻が仕事が繁忙期だったことで、私が練習に参加した。


 息子は3歳。しかし、父親の私は46歳。若い父親たちに勝てるだろうか。

 しかし、徒競走はきっと、すごく短いはずだ。50メートルまでは多分もつ。「走りっくらで俺より速いヤツは、若くたってそんなにはいないはずだ」。高校1年の時の100メートル走の記録は、今でも全中の女子なら優勝できるタイムだ。


 気合満タン。正午絡まりの時間帯とはいえ仕事中。背広姿に靴だけナイキ。いざ、幼稚園に出かけた。


 行ってみると、練習同伴がお母さんたちばかりで少しモチベーションが下がる。「もう少し歯ごたえのありそうな敵はいないのかよ」。

 「集合してくださーい」。先生の声。女相手でも勝ちに行くのが私の流儀だ。例えお母さんばかりでも、本気で走りますからね。

 そう思って、先生についていくと、着いたこところはジャングルジムや砂場のある場所。「こんなところでは競走は危ないでしょう」と思っていたら、先生「じゃあ、みなさん輪になってくださーい」。


 種目は「ハトポッポ体操」と「ハッピー・ハッピー・チルドレン」。どちらも親子体操だった。

 腰に手をやってお尻をフリフリしたり、手を交差させて胸に当てたり、バンザイしたり。

 これじゃあ、競いようがない。結局、練習は親子体操だけ。運動会当日も3歳児は競走はないらしい。

 これでいいのか、運動会。勝ったり負けたりが子どもを育てると思うのだが。運動会で負けて絵のコンクールで勝つとかもあるし。


 ナイキの靴は、きょうはいらなかった。革靴のままでよかったみたい。
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