午後9時前に家に戻ったが、10時過ぎに仕事の電話が鳴り、再び出かけて、問題を解決してから、午後11時を回ったころに再び帰宅した。
少し不機嫌な心持ちだった。そんなところに、また携帯電話の音。今度は、別の同僚だった。
酒飲みの帰りだという。ほろ酔い気分で、明るい愚痴を話していた。
うれしかった。
こいつと私は同期入社で、似たような志をもって今の会社に入ってきた。今は、どちらも入社当時に配属されたセクションにはいない。大切に持っていた理想も失せた。
入社当時、寝食を忘れる多忙な日々を送っていた。それでも月に一度か二度、午後9時ごろに帰れる日があった。
そんな日に飲んだ。
いつ呼び出しがくるか分からない。泥酔先輩からの召集が来るかもしれない。
時を惜しむように、大急ぎで、いやしく飲んだ。
「社会のために」「国のために」「世界のために」「悪を許すな」「善の横暴をも見逃すな」。意見を述べ合った。
熱かった。もう、ほろ酔いでも、いくら酔っ払っても、そんな言葉は出てこない。
そんなヤツが、酔っ払って電話をかけてきた。うれしいに決まっている。
かつてのような熱い言葉はもっていない。でも、理想を求めていくべきだと、実は今でも思っている。
他人を幸福にしたいと、思っている。
少し不機嫌な心持ちだった。そんなところに、また携帯電話の音。今度は、別の同僚だった。
酒飲みの帰りだという。ほろ酔い気分で、明るい愚痴を話していた。
うれしかった。
こいつと私は同期入社で、似たような志をもって今の会社に入ってきた。今は、どちらも入社当時に配属されたセクションにはいない。大切に持っていた理想も失せた。
入社当時、寝食を忘れる多忙な日々を送っていた。それでも月に一度か二度、午後9時ごろに帰れる日があった。
そんな日に飲んだ。
いつ呼び出しがくるか分からない。泥酔先輩からの召集が来るかもしれない。
時を惜しむように、大急ぎで、いやしく飲んだ。
「社会のために」「国のために」「世界のために」「悪を許すな」「善の横暴をも見逃すな」。意見を述べ合った。
熱かった。もう、ほろ酔いでも、いくら酔っ払っても、そんな言葉は出てこない。
そんなヤツが、酔っ払って電話をかけてきた。うれしいに決まっている。
かつてのような熱い言葉はもっていない。でも、理想を求めていくべきだと、実は今でも思っている。
他人を幸福にしたいと、思っている。
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