土日とも雪。
土曜日は、息子は午前中に習い事2つがあるが、せっかくの雪の一日。外遊びをあきらめられるはずがない。
習い事から帰ってくると、雪はやんで、時折、青空ものぞいていた。
家の隣の、粘土質で水捌けが悪い空き地に、氷が鏡面のようにきれいに張っていた。
息子としては、まずは足を踏み入れられずにはいられない。
で、滑らずにはいられない。
転ぶ。
痛いけど、結構、楽しい。
調子にのってスピードを出す。
転ぶ。
泣く。
やるとは思っていた。が、とりあえず助ける。
氷の盤から脱出させる。
また、氷の上に戻る。
かかとで氷を割り始める。
透明な氷に白いひびが稲妻のように走ったり、氷の下に空気が入ったりする。
楽しい。
家の中からルーペを持ち出してくる。
絵本で見た雪の結晶を実際に見たい。
このところ寝る前にいつも話していた。
氷の上に少し残った雪を2人で観察。
ルーペで見ると、自然界には有り得ないような、人為的に造形したとしか思えないような、美しい結晶が行儀良くたたずんでいる。
「うっわ、きれーい」
喜色満面の息子。
ついに、憧れの雪の結晶と出遭えたのである。感動である。
やっぱり、絵本と本物では迫力がまるで違う。
氷もきれい。
空気が入らずに硬く凍った箇所は、砂粒が下から浮き上がって、氷の中に閉じ込められている。
「うっわー、すっげぇーなぁ」
いつしか、こっちも夢中になってしまっている。
息子と一緒にいると、いろいろなものを見つけて、いろいろなものと仲良しになれる。
「素直な目で見つめたいものだ」と、なんだか心に固く誓うのであった。
日曜日は朝食の直後から、家の前の公園でそり滑り。
玄関を出てすぐにそり滑りをできるなんて、正直、贅沢なことだと思う。
が、体力的に相当疲れる。
正午過ぎから昼寝。
おれも息子も午後7時近くまで爆睡した。
いい2日間であった。
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