アコギおやじのあこぎな日々

初老の域に達したアコギおやじ。
日々のアコースティックな雑観

発見たくさん、雪の日

2009-02-03 | Weblog


 土日とも雪。



 土曜日は、息子は午前中に習い事2つがあるが、せっかくの雪の一日。外遊びをあきらめられるはずがない。



 習い事から帰ってくると、雪はやんで、時折、青空ものぞいていた。


 家の隣の、粘土質で水捌けが悪い空き地に、氷が鏡面のようにきれいに張っていた。


 息子としては、まずは足を踏み入れられずにはいられない。

 で、滑らずにはいられない。





 転ぶ。

 痛いけど、結構、楽しい



 調子にのってスピードを出す。

 転ぶ。


 泣く



 やるとは思っていた。が、とりあえず助ける。

 氷の盤から脱出させる。





 また、氷の上に戻る。

 かかとで氷を割り始める。



 透明な氷に白いひびが稲妻のように走ったり、氷の下に空気が入ったりする。


 楽しい。



 家の中からルーペを持ち出してくる。


 絵本で見た雪の結晶を実際に見たい。

 このところ寝る前にいつも話していた。





 氷の上に少し残った雪を2人で観察。

 ルーペで見ると、自然界には有り得ないような、人為的に造形したとしか思えないような、美しい結晶が行儀良くたたずんでいる。



 「うっわ、きれーい」

 喜色満面の息子。

 ついに、憧れの雪の結晶と出遭えたのである。感動である。

 やっぱり、絵本と本物では迫力がまるで違う。



 氷もきれい。

 空気が入らずに硬く凍った箇所は、砂粒が下から浮き上がって、氷の中に閉じ込められている。




 「うっわー、すっげぇーなぁ」




 いつしか、こっちも夢中になってしまっている。



 息子と一緒にいると、いろいろなものを見つけて、いろいろなものと仲良しになれる。





 「素直な目で見つめたいものだ」と、なんだか心に固く誓うのであった






 日曜日は朝食の直後から、家の前の公園でそり滑り。



 玄関を出てすぐにそり滑りをできるなんて、正直、贅沢なことだと思う。


 が、体力的に相当疲れる。



 正午過ぎから昼寝。


 おれも息子も午後7時近くまで爆睡した。



 いい2日間であった。
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