アコギおやじのあこぎな日々

初老の域に達したアコギおやじ。
日々のアコースティックな雑観

猪苗代湖1周サイクリング

2014-09-14 | Weblog


 9月13日の土曜日、自転車で猪苗代湖を1周してきた。


 自転車はクロスバイク。GIANTエスケープ(前かご付き)。


 午前10時50分に郡山市湖南町の舟津浜をスタート。湖の東岸を北上する。湖の向こう側の西の山々には雨雲がかかっている。空は全般に灰色。雨が心配だ。道路は湖沿いで平坦だが風がきつい。逆風の時は上り坂のような感覚だ。


 出発してわずか20分ほど、上戸浜を過ぎたあたりで強い雨に見舞われる。空き店舗の軒先で30分ほど雨宿り。湖の上空全体が雨雲で覆われていたので引き返すことも考えたが、西の空に徐々に晴れ間がのぞき始めたので、天気が好転することにかけて再スタート。


 国道49号を西進。郡山からいわきに向かった時よりは路面に砂が少ない。が、スノーシェードの区間はマンホールが異様に多く連続しており、路面が悪い。


 会津若松市レクリエーション公園から左折して南下。正午過ぎに同市湊町に入ると湖の上を占めていた雨雲は消えて西の山々の上が曇っている。路面は濡れているので少し前までは雨が降っていたのだろうが、もう天候の心配はない。


 かつて、オートバイで北海道ツーリングを毎年していたころ、雨の中を走るのがいやなので空模様でその日の行先を決めていた。朝、テントをしまいながら、空を観察していた。あのころの経験が生きた。ちょっとうれしくなった。


 会津若松市湊町から郡山市湖南町福良までの道のりは、湖沿いの道が通行止めになっていたために内陸部を走ることになったが、路面はいいし、勾配も少ないし、非常に快適。黒森トンネルも新しくて照明が明るいし舗道も広くて安心して走れた。


 福良の集落からは青松浜を経由して舟津浜へ戻る。この区間は、湖自体の景観も素晴らしいし、湖を前景にした磐梯山の姿も、森の中のコースも素晴らしい。でも、特に素晴らしいのは、すでに黄金色に染まった稲穂の海を走る道。自転車で走る喜びを体感。


 午後2時30分ごろに出発点に到着。


 サイクルコンピューターが故障していたので走行距離は分からないが、走行時間は雨天の休憩を除いて3時間半ほど。


 坂道は2カ所あったが、苦しむほどではなかった。


 景観もよく、車も少なくて、とても自転車向きなコースだった。


 ただ、ちょっと物足りなさも。お盆に走った郡山ーいわき行は、距離が長かったし、もっと勾配もあった。猛暑であったことも、手ごたえを増す要因となった。


 いわき行は「もう走りたくない」と思わせたが、猪苗代湖1周は、その快適さも手伝ってか「もうちょっと走りたいなぁ」と感じさせるコースであった。


 ちなみに息子も誘ったのだが、「大乱闘スマッシュブラザース」のDSソフトの発売日ということで却下。


 こっちのほうがおもしろいんだけどなぁ。
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