アコギおやじのあこぎな日々

初老の域に達したアコギおやじ。
日々のアコースティックな雑観

犬追跡&スキー 身体機能低下を実感

2017-02-26 | Weblog

 福島県天栄村の羽鳥湖高原レジーナの森のコテージ「レイクサイド・ドッグ・ヴィラ」のプライベート・ドッグラン。柵の向こう側はレイク・レジーナだが湖面が凍結していた。写真の左外に実は息子がいて、犬と遊んでいる。このあと犬が逃げ出す。


 2月25日、おれ、妻、中学生の息子と犬1匹で出かけた。

 犬と一緒に泊まれるので家族でしばしば利用させてもらっている。


 これまで「犬の気持ちコテージ」と呼ばれていたコテージは「レイクサイド・ドッグ・ヴィラ」という名称に変更していた。

 チェックインが午後4時すぎと随分遅くなってしまったが、このコテージは柵で囲った広い庭「プライベート・ドッグ・ラン」があるため、犬を自由にしてあげられる。


 ふだんは散歩も滞りがちな我が家。犬は大喜びで庭を駆けまわっていた。が、一緒に遊んでいた息子が「お父さん、大変!」と室内のおれを呼んだ。


 なんと、柵の際に積もった雪を登って犬が外に出てしまった。

 おれと息子で追いかけた。


 足の数は4本対4本で対等だが、こちらの4本はまるで連携していない。

 そもそもこちら4本のうちの2本は「走る」という機能をすでに失っている。ここ30年ほど車のアクセルを踏むか、デスクから落ちた書類を近くに引き寄せるかぐらいにしか使われていない。


 犬の方は、好き放題に走り回り、人間が追い付いてくるまで待って、また走り出す。

 ふだんは誘っても完全に無視されている「追いかけっこ遊び」を楽しんでいるのだ。


 それでも、やはり犬は犬。通りかかった犬とじゃれあって夢中になっているスキにようやく捕まえた。

 しかし、改めてヒト種の運動能力の低さ、特に自身の身体機能の劣化を痛感した。


 翌朝、まだ日が昇らないくらいの時間帯に起きて犬と一緒に散歩。小一時間歩き、運動不足解消への極めて小さな一歩を踏み出した。

 人とすれ違うことはなかったが、すでに多くの人が散歩したあとだったようで、雪上にはたくさんの足跡があり、雪だるまの親子(きょうだい?)がたたずんでいた。写真奥がレイクサイド・ドッグ・ヴィラ。


 朝食後はおれと息子は車で30分ほどのグランディ羽鳥湖スキー場へ。妻はコテージで静養。犬は庭でひとり遊び、たまに妻の遊び相手。

 スキーは今冬初めて。

 息子が中学に入ってから部活で土日もほとんど休めなくなったため、例年よりかなり遅いシーズンインだ。

 降雪が続いていてゲレンデコンディションはいいし、人が多すぎずに滑りやすかった。が、前日に続いて自身の身体機能の劣化を実感。

 一方、息子の脚力は格段にアップしていた。

 聞けば、部活はいつも学校周りの道路を5周してから練習開始、雨の日は3階建ての校舎を3周など、走りっぱなしの生活らしい。

 何本か滑って、おれは息はゼイゼイ、太ももも他人の足のようで言うことを聞かない。息子は息も乱していない。

 前年までとは違って、おれから帰ろうと切り出した。息子が二つ返事でオーケーしてくれたので安堵した。

 どうやら、せっかくの休みなのでいつもより長くゲームをしたくて時間が気になっていたらしい。


 帰りの車中、妻も、息子も、犬までも気持ちよさそうに寝息をたてていた。その中、おれ一人が睡魔と闘って運転していた。

 なんか悔しい。

 よーし、明日から鍛えるぞ!


 とりあえず、今晩はビールで景気づけだ! 
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