本日、9月19日。
51回目の誕生日。
地球が安定した環境にある時代とはいえ、50年以上も生きるなんて、ガラパゴスのカメか、アフリカのゾウか、世界中に余っているヒト属の中でも、安定した国情にセイソクするごく一部の個体ぐらいだろう。
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二十代のころは、五十代まで生きたいとは思わなかった。が、いざ五十代を生きていると、実は「まだ、足りない」が実感。
「南の天の川を見ること」を筆頭に、バイク旅行、小説家デビュー、バイオリンの親子アンサンブル、歌手デビュー…。まだ、やりたいことがたくさんある。
あと1回、いや、あと4回くらい、恋愛もしてみたい。
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8歳の息子が、プレゼントをくれるというので、仕事の後、単身先の福島から郡山の自宅に戻った。デニム地のシャツをいただいた。
51回目、これまでで一番うれしい誕生日。
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信長の時代なら、家族にとっても、もういい加減に死んでもらいたい年齢だろう。
が、自分の成長を、それ以上に息子の成長を、もっともっと見ていたい。
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人生の美しさに気づいてしまった、51歳の「少年」である。
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