先週火曜日の首都圏ネットワークは生中継だったので、
滅多にない面白い体験が出来ました。
中継用のアンテナや放送機材を設置するのに1時間ほど掛かり、
私の家の駐車スペースでは場所が足りず、玄関の中にも機材を置いていました。
収録ならカメラとマイクで済ませますが、生中継は準備がたいへんです。
レポーターの鈴木アナウンサーは5日前に訪ねてきて簡単な打ち合わせをし、
放送当日はカンペ(テレビ撮影で出演者に無音の指示を出す際に用いる用紙)を
見ながらリハーサルを何度も繰り返していました。
鈴木さんのようなベテランアナウンサーは即興でレポートすると思っていましたが、
何度もカンペを見てリハーサルを繰り返して完璧をこなす様子に驚きました。
放送5日前に合原ミーコ人形の製作を頼まれたときに、
合原明子アナウンサーの顔写真と放送当日に着る服を見せられました。
女子アナは放送日に着る服を1週間前には決めているのを初めて知りました。
本番1時間前にスタジオとラインをつないで試し中継をしました。
その時、金型を熱しすぎてミーコが変形してしまい、大いにあせりました。
何度も成形のリハーサルしたので、10型用意したセルロイドは残り1型になりました。
本番はその1型のセルロイドでミーコを作らなければならないので、
失敗がないようにと祈りながらかなり緊張しました。
最終リハーサルの時に成形に失敗したミーコ