湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

大原櫻子『大好き』が朝のめざまし

2018-05-22 23:07:08 | 日記
このところ
朝が起きやすい季節
伸びやかな歌で目覚めたいものなのだ

映画『カノジョは嘘を愛しすぎている』を観た時から
ヒロインの大原櫻子ちゃんの伸びやかな声が気持ちいい。
あまり女性ボーカルはこの人って思う人は少ないわたし。


この季節目覚ましに設定している


朝、起きた時『大好き~~♬』って聞こえてきたら
なんだかご機嫌で起きれそう



朝が苦手な私だからこそ・・・。


苦手な朝はうだうだと
本当はお布団と一緒に居たいのだけどな。




大原櫻子 - 大好き (Music Video Short ver.)

この時期思い出すプール嫌いなわけ

2018-05-22 08:26:59 | 日記
中学の時
誰もが通る高校受験の壁

とある日
担任に呼ばれ職員室へ

私が志望校としてる商業高校からバレーボール部の監督さんが
『名前を書くだけで、合格させるからとの話が来ているがどうする?
もちろん、そこの商業高校は、県内屈指のバレーボール部の厳しさ、順位を誇るのは、知っているだろう。
公立高校は、推薦はしていないから、名前を書くだけで合格っていうのは良いものだと思うけれど、どうかな?受けてみるか?ご両親と相談して決めてきてくれないか?あちらの監督の先生も是非にと言ってくれているから』


当時の家庭の事情さえ、うまく担任には話せてないと言うのに
そんなこと話せるわけがない


結局、担任には親には話さなかったこと。
そこの商業高校には行かないこと。
ランクを落として、普通科の高校を受験することを担任に話をした。


すると、受験を決めた高校は
全国でも珍しい保健体育科のある高校


それならば、普通科より、そちらの学部の方が良いのではないかと提案されたけれど、それも、高校の部活に所属すること自体を回避したい、いや、回避しないと立ち行かない家庭環境だと説明しても、なかなか先生は分かってくれなかった。
半ば怒り心頭ぎみに、
頑なに『普通科で』と私が言い切った。
そのまま、その高校の受験となった。


もとより、ランクを落としたぐらいなので
気楽に受験できたので、楽勝だった。


と、合格の時
かつてない受験率になってしまった高校は、受験した友達の3分の1 が不合格となったために、自分は浮かれモードにはなれなかった


ただ目の前の『高校に行かなきゃ世の中渡っていけないよ』
そんな風潮に乗っかるだけだと虚しく高校に入った気がした


さて、
高校に入った途端、
体育の先生はいきなり、あの断った商業高校の監督の先生の親友。

マズイと思いながら
すでに、私が居ることがわかっていたらしく、体育の時間の一番初めに、それらしきバレーボールの話から
私を名指し、いきなり、みんなの前で対人パスをさせられた。

そうして、また此処でも
バレーボール部への誘い。

実際、バレーボール部の方と対人パスをさせてもらったけれど、
ん?これが、、、、。程度だった。
残念ながら。
しかし、私の家庭の事情は変わらない。


その体育の先生には困らされた。


プールの時間では
ただでさえ、水着であるし
プール初陣の時は、何故か水泳部が出揃って居る中で、また、私を名指し。


廊下を歩けば
ほかの学生から
何故、商業高校を断ったのか
何故、今の保健体育科に行かなかったのかを聞かれる始末。


目立って仕方ない
目立ちたくない


なるべく静かに学校生活を送りたかった。

とにかく
体育の時間とプールの時間が苦痛だった。

毎回、何故ここに居るの?
と思うぐらい水泳部の面々が勢ぞろい。
その前を水着で横切る時がなおさら苦痛は強まる。


プールの授業は初夏から夏休みまでの間だったので、それまで我慢すればいいんだと。


なんだか、商業高校を蹴ってしまった『罰』のような期間だった。


体育の先生は、悪気はないのは分かる。
いじめではなく、いつも優しかったから。
ただ、自分の部である、バレーボール部に入れたかったばかりに
先生の言動だけが、一人歩きしてしまったようだった。


思わぬ形で目立ってしまうことから
回避したくて
小さく小さくなって
こじんまりしたままの高校生活が続いた。


後々、水泳部の1人から熱烈ラブコールを受けたが、バリバリのリーゼント、長ランで、前カノを連れての告白。
彼からでなく、ほとんど前カノから頭を下げられたこと。
あり得ないシチュエーション
国体の飛び込みの選手だったけれど
申し訳ないことに一年に渡る説得も
度々断る私には苦痛でしかなかった。



太陽もギラギラ感じる日が増えてくる時期。

もう少ししたら『プール』が始まるような時期になると思い出す苦い思い出たち。







三日月に想う

2018-05-21 17:45:14 | ポエム
今夜も三日月

昔から三日月が好きだった

そして
三日月の時に2人
空に見送ったんだよね


私は、三日月の時生まれたんだって


満月よりも
美しいと思うよ


満月よりも
思い出すことが沢山あるよ


いつも
空を見て想う


お月様は姿を変えながら
遠くなったり
近くになったり


まるで、あなたの気まぐれのよう


私だって
かなりの気まぐれだけどさ


まじめに
まじめに話をすると
私の方がツンデレになっちゃうから


見た目より
大胆さと照れ屋が出たり入ったり


まさに
三日月のなせるわざ


いつも思うのは
私が三日月を見てなきゃいけないってこと


私の安らぎの一つなんだから







背中越しに

2018-05-20 21:59:15 | ポエム
学校帰り
いつもの坂を
自転車二人乗り

顔を見たくて
前のめりになりそう
バランスがこわくて
何故か
ボタンダウンのシャツの
襟元ばかりを
見つめていたよ

夕陽で顔が
オレンジに染まっていく

あなたの汗の匂いと
私の背伸びしたコロンの香り

息苦しくなるほどに
胸がドキドキした

半分足を浮かせて
邪魔にならないように横坐り
してるけどもうそろそろ限界なの
あなたの背中にもたれていい?


汗ばんでいるけど
かまわない?


そんな高校時代のワンシーン

幾度かのシチュエーション


そのまま真っ直ぐに
大きな川を渡ってしまうまで
あなたの背中越しに聞いていたかった
声と息






手のひらほどの‥

2018-05-20 09:44:10 | ポエム
どんな季節でさえ
心にポッと
小さな灯がともる日がある


とうに無くしたものと
思っていた時に

とうに灯ることがないかもしれないと
覚めた自分がいた時に


どこかに
自分を大切に想っていてくれる人


自信がなくなって
何にもなくても
ささやかに生きていけると
思っていたのは
自分の思い上がり


人の心に触れて
自分が大切だと気付かされる


人が大切だと思い知らされる


その灯は
小さいからいいのです


この手のひらに
握りしめられるほどに‥


握りしめながら
眠りにつける幸せ


この空のもと想える幸せ