「いっぽ」のつぶやき

健康に福祉にボランティアにと、自分らしい人生を過ごすために、一歩ずつ歩んでいる「いっぽ」のつぶやきです。

集中豪雨

2007-07-08 07:15:47 | 環境問題
熊本県で降り続いていた雨も、ようやく峠を越えました。
6日から7日にかけて、多いところでは520㍉、熊本市でも331㍉という記録的な雨でした。
川の氾濫で民家4棟が流されたり、各地で土砂崩れのため、孤立する地区が出るなど、たいへんな被害となりました。
私が住んでいるところは、高台になっているので、ここ自体が水害にあうことはないので安心なんですが、知り合いがいる地区など、気になります。

私の実家は緑川の堤防のすぐ横にあり、子どもの頃は、大雨のとき、とても怖かったです。
そのころの緑川はとても水がきれいで、川底が透けてみえていました。
流れも速かったのですが、普段は川幅が10mか20mくらいしかありません。
河原がその何倍もあり、その先の堤防の下には、田んぼや畑が作られていたくらいです。
しかし、一旦大雨になるとはるか向こうの堤防からこちらの堤防まで、ものすごい勢いで濁流となって流れていきます。
家の屋根より堤防の方が高いのですが、その堤防の上近くまで水が来て、近所の人たちも堤防に立って、心配していたこともありました。
もし、堤防が決壊していたら、我が家はひとたまりもなかったことでしょう。

中学校が川向こうにあり、校区内に二ヶ所橋がかかっていたんですが、これが毎年交互に流されるんです。
近くの橋が流れたら、上流まで迂回して学校へ行かなければならず、ずいぶん遠回りになります。
両方同時に流されたら学校へ行かずに済むのに・・・なんて冗談でいってましたが、今思えば不謹慎ですよね。

そういえば、近くの橋が流され、水が流れているところだけに応急処置で橋をかけてくれて、歩行者だけが通れるようになっていたときがありました。
雨の日の学校帰り、河原を通っていたら、河原の部分にも水が流れ出していたんですが、まだ足首くらいだったので、歩いて渡って帰りました。
でもそのすぐ後に通った友達は、ひざ下くらいまでなっていたけどまだ大丈夫と思って渡っていたら、流れに足をとられ、流されてしまったそうです。
たまたま大人の人が通りかかって助けてくれたので、引き返して、別の橋を通って帰ったそうです。
水は一気に流れを増すので、ほんとうに怖いです。

今のところは雨が上がっていますが、午後にはまた雨の予報がでています。
最近の雨は、「バケツをひっくり返したような雨」を上回っていて、怖いくらいです。
これまでの雨の降り方とは明らかに変わってきています。
これも地球温暖化による異常気象の表れなのでしょうか。
道路も一気に川と化します。
みなさん、くれぐれもお気をつけください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする