「いっぽ」のつぶやき

健康に福祉にボランティアにと、自分らしい人生を過ごすために、一歩ずつ歩んでいる「いっぽ」のつぶやきです。

仏像ブーム

2008-11-07 23:37:12 | 肥後観音寺
最近、仏像ブームなんだそうです。
そういえば、テレビ番組で、四国の歩き遍路や西国三十三ヶ所巡拝など、いろいろ取り上げられています。
仏像を巡るツアーも人気なんだそうです。

主人は真言宗の僧侶でもあり、以前は仏像も彫っていたので、結構詳しいのでしょうが、直接聞いたことはなく、その違いは知りませんでした。

先日、NHKの朝の番組で、仏像の種類を簡単に説明されているのを聞き、少し理解することができました。

仏像の種類としては、如来・菩薩・明王・天部・その他の5つに分類されます。

「如来」
 悟りをひらいた人で、仏教では最高の位にあたります。
  釈迦如来、薬師如来、阿弥陀如来、大日如来など

「菩薩」
「さとりを求める者」という意味で、仏陀となるために修行に励んでいるところです。如来の教えを実践し、衆生を救ってくれます。
 観音菩薩、地蔵菩薩、弥勒菩薩など

「明王」
 如来の化身ともいわれ、如来の教えを阻むさまざまな魔物を退治するために、怒りの形相(忿怒相)になって現れた仏です。魔物から人々を守り、救済してくれる頼もしい仏です。
 不動明王、愛染明王、孔雀明王など
 
「天部」
 仏教に帰依した神々で、仏教を信ずる心を妨げる外敵から人々を護る、いわば仏法のボディーガードなどの役割があります。
 持国天、吉祥天、弁財天など

「その他諸尊」
その他の仏像としては、金剛力士(仁王)、釈迦の高弟の羅漢、聖徳太子や弘法大師、日蓮などの祖師や高僧などがあります。

こうしてみると、それぞれの役割があるのがわかりますし、その違いを知ると興味もわいてきます。
今回、西国の観音様を参拝してまわったのですが、ちょうど特別ご開帳の時期だったので、普段は見られないご本尊を拝むことができました。
観音様にも千手観音、聖観音、十一面観音など、いろんなお姿があり、ご真言も違います。
来年巡拝するときは、もっと事前に調べて、それぞれの意味を知った上でお参りしたいと思います。
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