猛暑の夏が過ぎ、ようやく涼しくなってきたかと思ったら、一気に冬のような寒さに震え上がってしまいます。楽しみにしている紅葉は見られるのでしょうか?
9月に行われたフォトジャーナリスト安田菜津紀さんのカンボジアスタディーツアーに熊本からの参加者もあり、KAB熊本朝日放送でそのときの様子が放送されました。
カンボジアも都市部では近代化の波が押し寄せ、人々の暮らしは良くなっているように見えますが、一方ではまだ地雷がたくさん残っている地域もあります。
ツアー参加のみなさんは実際に地雷原を歩いたり、地雷の爆破に立ち会ったりと、貴重な経験をされたようで、その恐怖感がこちらまで伝わってきました。
映像を見て、いまだに地雷と隣り合わせで生活している人々がいるということを再確認させられました。
国際人権ネットワークの緒方さんからも、9月中旬に行われたカンボジア訪問の報告書が届いています。
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現地で支援を始めて15年。
当時、支援先のモンドルバイ村は地雷被害者が多く生活しているため、障害者の村と言われ差別を受けていました。
村には電気も水道もなく、学校もありませんでした。
そこに葉っぱの校舎を建て、現在、りっぱな建物となった希望小学校は5年生まで通えるようになりました。
始めの頃は、支援物資を届けると強い者が奪い取るような場面もあり、戸惑うこともありましたが、継続支援をする中で、村人との信頼関係も育ち、村人主導による物資配布ができるようになってきました。
今回も2週間前から村長が支援の必要な家族を一軒ずつ家庭訪問し、名前を書いた紙を配り、配布日の時間を知らせて周りました。
配布当日、学校の校庭に200世帯の方が集まり、村人による担当が自然に決まり、お互いに順番を譲り合い、お互いを思いやる微笑ましい姿に感動しました。
日本の皆さまからの寄付金があり、村人の必要なものを必要な人から順番に皆が納得いく人選、物資の購入、仕分け作業、連絡、保管運搬、配布など見事な連携プレーで、関わった全員が笑顔になれた一瞬だったと思います。
モンドルバイ村の敬老会の皆さまも、楽しみに待っていてくださり、「日本のみなさんに会えて、今が一番幸せです。ありがとう。」と何度も手を合わせて感謝しておられました。
村には、今年新たに5基の井戸を贈呈することができました。
希望小学校では、10月の新学期に向け、机と椅子の修理をし、新入生の募集や5年生までの新体制を相談。
現在の3教室を有効利用して3人の先生が午前・午後の2部制で頑張ることが決まりました。
教科書は改訂されるので、今回は文具や辞書などを揃え、新学期開始後に教科書は揃えることになりました。
15周年記念として今年の2月にアンコール遺跡群をバスで小回りする社会科見学を体験しました。初めてバスに乗る子ども達にとって、多くの遺跡群見学は時刻の文化を知る良い機会となりました。
また2月と9月の2回、初めて学校でご飯を食べた子どもたちは、豚肉の味がしみたご飯だけを食べてパックを輪ゴムで止め、家族で食べる夕食のおかずに持ち帰ったことを、後で先生に聞いて知りました。
9月の活動写真とご報告をさせて頂きます。感謝 緒方由美子
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子ども達や村人の笑顔いっぱいのたくさんの写真が届いています。
学校に通えることに感謝し、真剣に勉強に励んでいる子どもたち。
自分のことより、家族のことを真っ先に考える子どもたち。
食べることにも事欠く貧しい生活をしていても、その心は豊かです。
そんな子どもたちのために、これからも支援していきたいと思いますので、
ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
《10月の活動報告》
★10月1日(金) 環境フェスタ説明会
11月6、7日に開催される合志市環境フェスタの体験コーナーで、押し花しおり作りを依頼され、その説明会が合志市役所でありました。
会場の配置や準備品などの確認が行われ、広めのブースなので、フリマも同時に実施できることになりました。
★10月9日(土) 定期活動日
大量の使用済み切手が届いていますので、切手の周りを切りそろえる作業を行いました。4名の方が参加してくださって、おしゃべりしながらも手を動かし、たくさんの切手が仕上がりました。
★10月10日(日)ふれあい館フェスティバル2010
合志市保健福祉センター「ふれあい館」で開催されるふれあい館フェスティバルで、
合志市ボランティア連絡協議会のお隣で、押し花しおりを販売させてもらいました。
講演会を聴きにきた方や、子どものおもちゃ交換会に来た人など、多くの方が足を止めてくださって、34枚のしおりが売れました。
★10月31日(日) 菊陽町三里木町民センター祭
菊陽町の三里木町民センターを利用している講座受講生の方たちの発表会が行われ、ロビーで押し花しおりとぬいぐるみのクジの販売をさせてもらいました。
子どもの参加は英語教室だけだったのですが、センター負担でくじ引き券を発行してもらったので、全員がクジ引きを楽しんでくれました。
みなさん、自分の出番のことで頭がいっぱいのようで、なかなか足を止めてもらえませんでしたが、カンボジアの支援ということで、押し花しおりを購入してくださる方もいて、総売上は6950円になりました。
《今後の活動》
★11月6日・7日(土・日) 合志市環境フェスタ
両日、合志市「秋のフェスティバル」ということで、合志市役所前とヴィーブルの内外を使って、環境フェスタ、合志市民祭り、合志市文化祭が同時開催されます。
小さな一歩の会は、環境フェスタの一環として、ヴィーブルのサブアリーナで、押し花しおり作り体験と不用品のバザーを行います。
他にも、食バザーや特産物の販売、吹奏楽パレード、環境のクイズラリーなど、さまざまな催し物がありますので、ぜひご参加ください。
★11月14日(日) すずかけ台団地 文化祭
地元の団地の文化祭が行われますので、押し花しおり、不用品の販売を行います。
★11月21日(日) さんふれあ感謝祭
菊陽町の物産館と温泉施設、さんふれあ(さんさんの湯)で感謝祭が行われるので、物産館前の広場でのフリーマーケットに参加することにしました。
地元の新鮮野菜や温泉で人気の施設ですので、ぜひ遊びにおいでください。
〔使用済み切手〕
ご家庭や職場などで使用済みの切手がありましたら、送ってください。大きめに切り取ってもらってもかまいませんが、切手の周り3mmくらい残して切り取ってもらうと助かります。集まった切手はネットオークションで販売して、収益を寄付します。
〔不用品〕
日用品や贈答品などで、ご家庭で不要なものがありましたら、提供してください。
バザーなどで販売して、収益を寄付します。
〔イベント会場探し〕
しおりの販売やしおり作りができるイベントがありましたらお知らせください。
子どもから年配の方まで、どなたにでも楽しんでいただけます。
材料はすべて持参しますし、費用は1枚150円です。人数に関わらず、遠慮なくお問合せください。
〔書き損じハガキ〕
みなさまからいただいた書き損じハガキを、新しいハガキに交換して、その収益を寄付します。年賀状の書き損じなどありましたら、ご協力をお願いいたします。
その他、活動へのご意見やアドバイスがありましたら、どんどんお寄せください。よろしくお願い申し上げます。
9月に行われたフォトジャーナリスト安田菜津紀さんのカンボジアスタディーツアーに熊本からの参加者もあり、KAB熊本朝日放送でそのときの様子が放送されました。
カンボジアも都市部では近代化の波が押し寄せ、人々の暮らしは良くなっているように見えますが、一方ではまだ地雷がたくさん残っている地域もあります。
ツアー参加のみなさんは実際に地雷原を歩いたり、地雷の爆破に立ち会ったりと、貴重な経験をされたようで、その恐怖感がこちらまで伝わってきました。
映像を見て、いまだに地雷と隣り合わせで生活している人々がいるということを再確認させられました。
国際人権ネットワークの緒方さんからも、9月中旬に行われたカンボジア訪問の報告書が届いています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
現地で支援を始めて15年。
当時、支援先のモンドルバイ村は地雷被害者が多く生活しているため、障害者の村と言われ差別を受けていました。
村には電気も水道もなく、学校もありませんでした。
そこに葉っぱの校舎を建て、現在、りっぱな建物となった希望小学校は5年生まで通えるようになりました。
始めの頃は、支援物資を届けると強い者が奪い取るような場面もあり、戸惑うこともありましたが、継続支援をする中で、村人との信頼関係も育ち、村人主導による物資配布ができるようになってきました。
今回も2週間前から村長が支援の必要な家族を一軒ずつ家庭訪問し、名前を書いた紙を配り、配布日の時間を知らせて周りました。
配布当日、学校の校庭に200世帯の方が集まり、村人による担当が自然に決まり、お互いに順番を譲り合い、お互いを思いやる微笑ましい姿に感動しました。
日本の皆さまからの寄付金があり、村人の必要なものを必要な人から順番に皆が納得いく人選、物資の購入、仕分け作業、連絡、保管運搬、配布など見事な連携プレーで、関わった全員が笑顔になれた一瞬だったと思います。
モンドルバイ村の敬老会の皆さまも、楽しみに待っていてくださり、「日本のみなさんに会えて、今が一番幸せです。ありがとう。」と何度も手を合わせて感謝しておられました。
村には、今年新たに5基の井戸を贈呈することができました。
希望小学校では、10月の新学期に向け、机と椅子の修理をし、新入生の募集や5年生までの新体制を相談。
現在の3教室を有効利用して3人の先生が午前・午後の2部制で頑張ることが決まりました。
教科書は改訂されるので、今回は文具や辞書などを揃え、新学期開始後に教科書は揃えることになりました。
15周年記念として今年の2月にアンコール遺跡群をバスで小回りする社会科見学を体験しました。初めてバスに乗る子ども達にとって、多くの遺跡群見学は時刻の文化を知る良い機会となりました。
また2月と9月の2回、初めて学校でご飯を食べた子どもたちは、豚肉の味がしみたご飯だけを食べてパックを輪ゴムで止め、家族で食べる夕食のおかずに持ち帰ったことを、後で先生に聞いて知りました。
9月の活動写真とご報告をさせて頂きます。感謝 緒方由美子
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子ども達や村人の笑顔いっぱいのたくさんの写真が届いています。
学校に通えることに感謝し、真剣に勉強に励んでいる子どもたち。
自分のことより、家族のことを真っ先に考える子どもたち。
食べることにも事欠く貧しい生活をしていても、その心は豊かです。
そんな子どもたちのために、これからも支援していきたいと思いますので、
ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
《10月の活動報告》
★10月1日(金) 環境フェスタ説明会
11月6、7日に開催される合志市環境フェスタの体験コーナーで、押し花しおり作りを依頼され、その説明会が合志市役所でありました。
会場の配置や準備品などの確認が行われ、広めのブースなので、フリマも同時に実施できることになりました。
★10月9日(土) 定期活動日
大量の使用済み切手が届いていますので、切手の周りを切りそろえる作業を行いました。4名の方が参加してくださって、おしゃべりしながらも手を動かし、たくさんの切手が仕上がりました。
★10月10日(日)ふれあい館フェスティバル2010
合志市保健福祉センター「ふれあい館」で開催されるふれあい館フェスティバルで、
合志市ボランティア連絡協議会のお隣で、押し花しおりを販売させてもらいました。
講演会を聴きにきた方や、子どものおもちゃ交換会に来た人など、多くの方が足を止めてくださって、34枚のしおりが売れました。
★10月31日(日) 菊陽町三里木町民センター祭
菊陽町の三里木町民センターを利用している講座受講生の方たちの発表会が行われ、ロビーで押し花しおりとぬいぐるみのクジの販売をさせてもらいました。
子どもの参加は英語教室だけだったのですが、センター負担でくじ引き券を発行してもらったので、全員がクジ引きを楽しんでくれました。
みなさん、自分の出番のことで頭がいっぱいのようで、なかなか足を止めてもらえませんでしたが、カンボジアの支援ということで、押し花しおりを購入してくださる方もいて、総売上は6950円になりました。
《今後の活動》
★11月6日・7日(土・日) 合志市環境フェスタ
両日、合志市「秋のフェスティバル」ということで、合志市役所前とヴィーブルの内外を使って、環境フェスタ、合志市民祭り、合志市文化祭が同時開催されます。
小さな一歩の会は、環境フェスタの一環として、ヴィーブルのサブアリーナで、押し花しおり作り体験と不用品のバザーを行います。
他にも、食バザーや特産物の販売、吹奏楽パレード、環境のクイズラリーなど、さまざまな催し物がありますので、ぜひご参加ください。
★11月14日(日) すずかけ台団地 文化祭
地元の団地の文化祭が行われますので、押し花しおり、不用品の販売を行います。
★11月21日(日) さんふれあ感謝祭
菊陽町の物産館と温泉施設、さんふれあ(さんさんの湯)で感謝祭が行われるので、物産館前の広場でのフリーマーケットに参加することにしました。
地元の新鮮野菜や温泉で人気の施設ですので、ぜひ遊びにおいでください。
〔使用済み切手〕
ご家庭や職場などで使用済みの切手がありましたら、送ってください。大きめに切り取ってもらってもかまいませんが、切手の周り3mmくらい残して切り取ってもらうと助かります。集まった切手はネットオークションで販売して、収益を寄付します。
〔不用品〕
日用品や贈答品などで、ご家庭で不要なものがありましたら、提供してください。
バザーなどで販売して、収益を寄付します。
〔イベント会場探し〕
しおりの販売やしおり作りができるイベントがありましたらお知らせください。
子どもから年配の方まで、どなたにでも楽しんでいただけます。
材料はすべて持参しますし、費用は1枚150円です。人数に関わらず、遠慮なくお問合せください。
〔書き損じハガキ〕
みなさまからいただいた書き損じハガキを、新しいハガキに交換して、その収益を寄付します。年賀状の書き損じなどありましたら、ご協力をお願いいたします。
その他、活動へのご意見やアドバイスがありましたら、どんどんお寄せください。よろしくお願い申し上げます。